民事訴訟が「正義」を実現したり、真実探求の場でない事は弁護士であれば分かっているはずなのに「裁判で真実を追求」とか言ってる弁護士が多いのは辟易しますね。自分の考える正義の実現には依頼者を広告塔にして、「デタラメ」と言われるような証拠を裁判所に出す弁護士もいるので恐ろしいです!

 民事訴訟の目的は「正義」の実現や「真実探求」ではないことは、分かっているはずだと思うが、それでも「裁判で真実を追求」などと述べる弁護士もそれなりにいるわけである。

 請求を認容させるためには原告側に立証責任があるわけだが、立証活動を行う前に相手方を「極悪人」扱いするような記者会見を開いたり、原告側弁護士が運営する任意団体でもっともらしい声明などを公表しながら、クラウドファンディングで訴訟費用(正確には弁護士費用)を賄おうとするセンセイ方もいらっしゃるようだから、そんな連中の述べる「両論併記」などと言うオハナシはお題目でしかなく、「俺たちの考える正義」を実現というか、自分たちの事をなるべく「素晴らしい弁護士」として報道して欲しいという事なんだろうと思っている。

 人権擁護とか誹謗中傷の撲滅とか述べて、有名人などについては「無料」で委任を受けて積極的にマスコミで報道させるなどして、常にオブザーバーとしてもっともらしい事を述べ「報道は両論併記であるべき」なんて言いながらも、自分たちは「極悪人」のレッテルを相手方に貼って報道させるわけだから、手段も悪質(そこまで考えていないのかもしれない、自分たちには「正義」があると思い込んでいる可能性もある)と思われるし、クラウドファンディングのサイトの報告は極めて遅いにも関わらず、上告棄却された案件などについては、批判を行う評釈もあるようなことを述べている訳である。カネを投げてくれた善意の人たちは、記者会見やクラウドファンディングの呼びかけを見て、相手方を「極悪人」と考え協力した人も多いと思われるが、裁判は連戦連敗のご様子であり、関係者からの聞き取りを「報告書」として証拠提出するも、その関係者らからは「デタラメ」と厳しく、そいつらを批判する陳述書が提出されているわけだから、カネを投げた人たちがどんなお気持ちになっているかは、クラウドファンディングの運営者などはよく考えるべきだと思うのである。

 しかし何で関係者ら本人たちに署名捺印を拒絶されたような内容を取りまとめて「報告書」などにしたのであろうかという疑問は消えないわけだ。まさか相手方代理人に陳述書を出すとは思わなかったのだろうが、「利益供与」により懐柔できると思って舐めきっていたというのが真相ではないかと推測している。

 裁判を真実探求の場と捉えたのであれば「和解」などは、全面的な「勝ち和解」でない限り行うべきではないだろう。しかし、そんな訴訟の中でも「利益供与」を約束したうえで相手方代理人をすっ飛ばして当事者と直接交渉をしたような話も裁判で証拠提出されているわけだから、「真実追及」などというのは名目だけの話なのである事がよく分かるのである。

 弁護士が、人権擁護のためや誹謗中傷の解決のための公益活動や情報発信を行う事は否定しないが、そのような活動を殊更「タレント弁護士」としての活動に利用することは世の中に誤解を与えるだけだと思う。

 弁護士稼業は依頼があって成り立つ商売であり、ポジショントークも必要であることは当然である。しかし、大々的な情報発信を行ったりSNSで相手方や関係者を嘘つき扱いするようなことは何の利益にもならないことぐらいは理解していると思う。それでも、自分のプライドを保つために、何の役にも立たず燃料を投下するだけの投稿を行ってしまうのであろう。

 とにかく裁判で「真実を追求」という報道などを見かけたときには「胡散臭いな」と思った方が良いだろうという事だ。

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