約1億6700万円を着服し、競馬などにつぎ込んだ永井博也弁護士(東京)に懲役7年の実刑判決 何度でも繰り返しますが「カルパ制度」の導入で預り金のカッパライは相当数防げるはずです!

産経新聞は7日付で「預かり金1億6700万円着服の弁護士に懲役7年判決 東京地裁」として、以下の記事を配信した。

業務で預かった相続財産や保険金など計約1億6700万円を着服したとして、業務上横領罪に問われた東京弁護士会所属の弁護士、永井博也被告(47)に対し東京地裁は7日、懲役7年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。須田雄一裁判官は馬券購入などの目的で犯行に及んだと指摘。「弁護士全体に対する社会的な信頼を著しく損ねた。刑事責任は重大だ」と述べた。永井被告は起訴内容を認めていた。

判決によると、平成28年~令和3年、相続の際の口座解約に伴う預かり金、交通事故関連の保険金などを着服した。東京・霞が関の東京高裁内にある郵便局で受け取った現金も含まれていた。

引用以上

 まぁ預り金で馬券を買っている自体で「弁護士失格」なわけであるが、1億6700万円を使っても7年のお勤めだから、1年で2380万程度の判決となったわけで、まぁ「やり得」ではないかと思われる。

 永井弁護士は裁判官の指摘のとおり馬券購入などの目的で犯行に及んだのであるから、弁護士全体に対する社会的信頼を著しく損ねた事は事実だろうが、何より被害者らの財産が「はずれ馬券」に代わってしまった訳であり、そんな事をやったのが高度な倫理観を求められる弁護士なんだから、もっと重い量刑でも良かったのではないかと思われる。

 東京弁護士会も判決を受け、早速会長談話を以下のリンクのとおり公表しているが、そんな事よりも弁護士個人の裁量のみで入出金可能な「預り金」という制度の見直しが必要であり、「カルパ制度」を導入すれば、カッパライ事案の大半は防止できるわけなのであるから、その導入についての議論を深めて欲しいと考える。

【参考リンク】

 東京弁護士会 会長談話  

永井弁護士には被害者見舞金の公告も出ていたが、そんなもので1億6700万の弁償がなされるわけもなく、マトモな弁護士ならこんな欠陥弁護士のために貴重な会費を使われることは忍び難いはずだ。カルパ制度の導入こそ、弁護士自治を維持するための喫緊の課題のはずだ。そうしなければ弁護士自治の信託者である国民の信頼は得られないはずだからだ。いい加減に日弁連は「預り金」カッパライの不祥事の根絶のために「カルパ」制度の導入に議論を本格的に行うべきなのである。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中