とても共感できる清水陽平弁護士のインタビュー 弁護士は基本的には係争の当事者ではないわけですから、依頼者との適切な距離感は必要なはずです 依頼者を広告塔に仕立てたり、依頼者を利用したクラウドファンディングなど論外の行為と思います

 

 文春オンラインは8月29日付で、以下のリンクのとおり清水陽平弁護士のインタビューを掲載している。

【参考リンク】

「依頼者も弁護士も不幸になる」SNSで“無理筋な情報開示請求”をしまくる有名人の目的とは《激変するネット中傷訴訟の10年》

 詳細は上記リンク記事をお読みいただきたいが、清水弁護士の述べる内容に共感する弁護士は多いと思われる。ウェブ上のトラブルなどの問題は当初は裁判所にその内容を理解させることは本当に大変であったと思われるし、記事の表題である無理筋な開示請求は「みんなハッピー」ではなく「依頼者も弁護士も不幸になる」という事も多くの人にとっては事実であろうし、弁護士と依頼者が一体化してはいけないという事も当然であり、依頼者と適切な距離感を取れない弁護士には感心しない弁護士も多いと思う。

 清水弁護士は第三者として冷静に状況を見る大切さを説いているが、それが出来ない弁護士が増加している事も事実だ。無駄に「闘う」姿勢をアピールしたり、引用記事の表題のとおり「無理筋」な開示請求に訴訟を提起する弁護士は増加しており、「勝訴することが目的ではない」と述べる弁護士もいるわけだから、今後も「無理筋」な訴訟等の提起は続くと思われる。

 依頼者との距離という点についても重要な指摘であり、最近は依頼者と一体化して相手方の代理人弁護士まで批判をするような弁護士も増加している事や、依頼者を「広告塔」に仕立て上げたりして集客を図ったりとか、依頼者を利用して弁護士費用をクラウドファンディングで集めるような連中もおり、本当に恐ろしい時代になってきたという感がある。

 クラウドファンディングのために事実確認もせずに記者会見を開き相手方を「悪人」に仕立て上げ、銭を集めるなど論外の行為だと思うし、そんな事を行う弁護士は「法匪」と呼ぶにふさわしいと思うが、そんな奴らに限って「神輿」になる人間を担ぎ上げるのが上手でメディアを利用して善人面するのであるから、本当に悪質だと思うのである。

 最近は発信者情報の開示請求は、「誹謗中傷」などではなく「ムカつく投稿」に対して行うものだという認識を持っている人も多いらしく、そのような内容の情報発信も目に付くようになっている。気に入らない意見論評を全て「誹謗中傷」と考える人も多いらしいが、そういう人たちは、上記リンクの記事をよく読んで欲しいと思う。

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