不当な弁護士懲戒請求を行った約700人に賠償命令の判決との報道 自分の脳で物事を考えない人たちの気が知れません

共同通信は26日付で「弁護士懲戒請求で賠償命令 700人に、横浜地裁」として以下の記事を配信した。

人種差別的で不当な懲戒請求を多数受けたとして、神奈川県弁護士会の神原元・弁護士と在日コリアンの女性弁護士が、請求者約700人に計約3億6700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、横浜地裁は26日までに、賠償を命じた。25日付。弁護士側によると、請求者約700人がそれぞれ10万~30万円を支払うよう命じる内容。

 関口剛弘裁判長は、朝鮮学校への補助金を批判するブログにあおられた人たちが、神奈川県弁護士会に弁護士2人の懲戒を請求したと認定。法的根拠のない請求だとし「集団で打撃を与える攻撃的な行為で、違法性の程度は強い」と指摘した。

引用以上

 弁護士懲戒請求における懲戒事由は、①弁護士法違反,②所属会・日弁連の会規違反,③所属会の秩序又は信用を害したとき,④その他の内外を問わずその品位を失うべき非行があったときとされており、①~③に関してはともかく④については抽象的であり、そもそも「品位」とは何かということを日弁連・各単位弁護士会で共有しているのか気になるところではある。最近は弁護士業務に関係ない事においても懲戒される事案が多いが、すでに弁護士に対する国民のイメージは「人格高潔」「清廉」というものでは無いと思うので、この「品位」というものを、もう少し具体的にするべきだろうと考える。そうでなければ、また大量懲戒を扇動する者がまた発生すると思うからである。

 それにしても、人種差別的な懲戒請求を700人近くの人数で行うという事は、正気の沙汰ではないだろう。被懲戒者となった弁護士の意見に異論があっても、懲戒請求を行うという選択肢は普通の人間には無いはずである。まぁ「余命」のブログを真に受けての懲戒請求との事なので、自分の脳で考えずに人種差別的な内容であったとの事なので、判決は「自業自得」という事であろう。

 弁護士懲戒請求は、気に入らない言動を封じたり、気に入らない相手に対する嫌がらせに使うことは許されない訳であり、結果そんな懲戒請求を起こすことで、ただでさえ遅い懲戒についての審議が遅延する事になり、早急に処分を受けるべき欠陥弁護士の弁護士生命を延ばしている事にもなるわけだ。そんな事からも、このような「嫌がらせ」目的の懲戒請求を受けた弁護士たちは毅然と対処すべきだと考える。 懲戒請求を行ったところで、対象弁護士の思想信条など変わるわけもないだろうし、社会の変革に対して何一つ役に立つことは無いわけであり、ましてや人種差別的な内容を含んだ懲戒請求など社会の害悪でしかないわけだ。それにしても、裁判所に「違法」それも「程度が強い」と判断されるような懲戒請求を起こした人たちや、今も「余命」の戯言を信じている人達には、自分の脳を使って物事を考える必要がある事に気付くべきであろう。

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