訴訟遅延目的の「忌避」は懲戒事由になると思うのですが如何なものですかね?そんな行為をした事についての釈明とかの記者会見などを行って欲しいと思います

民事訴訟法第24条1項は、裁判官について裁判の公正を妨げるべき事情があるとき、当事者が、その裁判官を忌避することができる旨規定しているが、訴訟指揮への不満などは忌避事由には当たらず、異議・上訴によって是正を求めるべきであるというのが、法曹の一致した認識であると思う。

しかしながら、忌避事由が存在しなくとも、実質的な訴訟指揮への不満や訴訟を遅延させることを目的として裁判官の忌避申立を行う弁護士も存在するのである。忌避の申立てが受理されると訴訟手続の停止されることから、訴訟の決着が遅延することを目的として申立を行うのであろうが、忌避の濫用的な申立は訴訟の遅延をもたらす事から、忌避申立を受けた裁判官を含む本案裁判所が直ちにその申立てを却下し(簡易却下)、手続停止をせずに手続を進行させるとの措置がとられるようになり、現在ではこれが確立した判例となっており、「忌避」の濫用によっても訴訟の遅延行為は困難になっているのである。

それでも、「忌避」の濫用を行う弁護士は存在するのである。以下に山口三尊氏が公開している興味深い忌避事件の内容をご確認頂きたいと思う。

【参考リンク】

農業アイドル裁判官忌避事件 

証券非行被害者救済ボランティアのブログ : 農業アイドル裁判官忌避事件 – livedoor Blog(ブログ)

 結審予定日に裁判官への忌避申立を行うという荒業を行う弁護士が存在することにまず驚いた。そんな事をすれば明らかに訴訟の遅延を目的としていると判断される事は予測できたのではないかと思われる。だってもう審議する内容が無いのに、忌避を申立するんですから、驚くしかないでしょ!忌避の上で弁論再開を申立するつもりだったんですかね?以下に上記ブログの高裁の訴訟遅延目的の「忌避」は懲戒事由になると思うのですが如何なものですかね?そんな行為をした事についての釈明とかの記者会見などを行って欲しいと思います。抗告についての判断部分を引用させて頂くが高裁の怒りが読み取れるような内容である。

そして、基本事件の審理の経緯(概略)は上記認定のとおりであり、第5回弁論準備手続期日(令和3年6月3日)をもって、本人及び証人の尋問を残して、当事者の主張・立証は終了し、和解協議を経て、第7回、第8回口頭弁論期日(令和3年12月13日、同月21日)において採用済みの証人及び本人の尋問が行われ、その余の申請証人等は採用されなかったことからすると、特段の事情がない限り、第9回口頭弁論期日で基本事件の口頭弁論が終結され、判決言渡し期日が指定されることになることは、基本事件の訴え当初から法律の専門家である弁護士が訴訟代理人として訴訟を遂行している抗告人らにとっても自明であった。

 しかるに、抗告人らは、第9回口頭弁論期日当日になって本件忌避申立てを行い、訴訟手続きの停止を求めているのであって、これによりもたらされる結果は、基本事件に係る訴訟の遅延以外の何物でもない。

引用以上

 すでに令和3年6月3日に尋問を除いた、当事者の主張・立証は終了し、人証も行われたのちの結審予定の弁論期日ではあとは判決の言い渡し期日の指定となる事は基本事件の訴え当初から法律の専門家である弁護士が訴訟代理人として訴訟を遂行している抗告人らにとっても自明であった。と指摘されたうえで抗告人らは、第9回口頭弁論期日当日になって本件忌避申立てを行い、訴訟手続きの停止を求めているのであって、これによりもたらされる結果は、基本事件に係る訴訟の遅延以外の何物でもない。と判示されたのである。要するに、お前らのやっている事は単なる訴訟の遅延行為だと断じられているのである。一体何のための遅延行為であるのかは分からないが、訴訟の当時者すべてと、クラウドファンディングに出資した人たち全てを裏切る行為ではないかと思う。

 弁護士職務基本規程には以下の条項がある。

(裁判の公正と適正手続)

第七十四条 弁護士は、裁判の公正及び適正手続の実現に努める。

(偽証のそそのかし)

第七十五条 弁護士は、偽証若しくは虚偽の陳述をそそのかし、又は虚偽と知りながらその証拠を提出してはならない。

(裁判手続の遅延)

第七十六条 弁護士は、怠慢により又は不当な目的のため、裁判手続を遅延させてはならない。

 高裁が訴訟の遅延以外の何物でもない。と断じているのであるから、この忌避申立は裁判の公正及び適正手続の実現に努めたものでは無いだろうし、不当な目的のため(忌避の目的が不当であるかは現時点ではわからないが、訴訟の遅延が目的であるとは断じられているから不当な目的であろう)裁判の遅延行為であり、この忌避申立とは別だが「人の名前を使って勝手な書面を作成するのは、どうかやめていただきたいと思います。」とまで言われた「聴取報告書」の問題については「虚偽」と知りながらその証拠を提出したと判断もされかねないのではないだろうか。

 高度な人権感覚をお持ちであるからこそ、誹謗中傷問題の解決や、侮辱罪の厳罰化に力を入れてきたと思われる佐藤大和弁護士は、侮辱罪の厳罰化についても記者会見に同席し高邁なご意見を述べている。そんな佐藤弁護士には是非とも訴訟前の記者会見を相手方に事実関係の確認も行なわずに大々的に行った理由や、なぜ「人の名前を使って勝手な書面を作成するのは、どうかやめていただきたいと思います。」という趣旨の陳述書を提出される事態になったのかという説明と、高裁に訴訟の遅延以外の何物でもない。と断じられた忌避申立を何故に結審予定の期日に申立したのかを、記者会見を開いて明らかにして欲しいと思う。

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