相変わらずの預り金のカッパライ 約2000万円の横領容疑で本田一則弁護士(第一東京)を逮捕との報道 弁護士個人の裁量で出し入れ自由な「預り金」だからこそ、カッパライ事案は全く減少しないわけです

 NHKニュースウェブは12日付で「遺産相続で預かった2000万円余着服の疑い 弁護士を逮捕」として以下の記事を配信した。

東京の68歳の弁護士が、高齢の女性から亡くなった後の遺産相続の手続きを依頼され、預かっていた現金のうち2000万円余りを着服したとして業務上横領の疑いで警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは、東京・文京区の弁護士、本田一則容疑者(68)です。

警視庁によりますと、7年前の2015年、山梨県の当時90代の女性から亡くなった後の遺産相続の手続きを依頼され、預かっていた現金のうちおよそ2300万円を着服したとして、業務上横領の疑いが持たれています。

女性は7年前に亡くなり、遺産は知人に相続されることになっていましたが、手続きが進まないことから不審に思った知人が去年、別の弁護士を通じて警視庁に相談し、被害が発覚したということです。

本田弁護士は、調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。

着服した現金は、遺産相続の手続きを依頼された別の男性の口座に振り込まれていたということで、警視庁は弁護士がこの男性から預かった金を使い込み、その穴埋めのために着服した疑いがあるとみて詳しいいきさつを調べています。

引用以上

 本田弁護士は著書もあり、TVドラマの法律監修なども行っていたことがある弁護士であり、現在の事務所登録地はご自宅と思われるが、小石川のタワマンであり、ある時期までは経済的には恵まれていたと思われる。

 しかしながら、報道から読み取れることは、他の案件における預り金のカッパライの補填のために、被疑容疑となった約2000万円の使い込みを行ったようであり、ある時期からは「自転車操業」であり、まさしく「カネに追われた」弁護士であったようだ。

 本田弁護士のような、ある程度名の売れた弁護士でも「ハッピーリタイア」は困難なのであるから、弁護士業界で生き抜く事は相当困難になっていると判断して間違いないだろう。  

そんな事から、トチ狂った考えを持つ弁護士も現れているようで、「裁判の結果は気にしない」とか、裁判官の要旨などを揶揄するような内容の投稿をSNSに行う弁護士も出現しているようだ。

話は逸れたが、今回の本田弁護士は遺言執行者としても職務遂行中の際のカッパライのようであり、正直死後の遺産相続を依頼されカネを預かった時点で「ラッキー」と考えて他の案件の穴埋めに使ったのであろうと思われる。しかしながら、依頼者の遺言の内容を知っていた知人が存在したから、このカッパライが発覚してしまったと思われる。本田弁護士からかしたら想定外の事だったのかもしれない。

まぁ今後も弁護士個人の裁量で出し入れ自由な「預り金」の制度を続ける限りは、同様のカッパライ事案が減っていく事は無いと思われる。「カルパ制度」の導入など行う意思は日弁連には無いのであろう。要するに弁護士自治の信託者である国民の財産が弁護士にカッパライされても「ご愁傷様」の見舞金制度があるから、良いだろうという考えなのであろうから、ある意味大したものであると筆者は心から感心している次第だ。

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