訴訟の結果にこだわらないという弁護士に依頼する人は少ないと思うので、そんな内容を述べる事はやめた方が良いと思いますし職務基本規程にも抵触すると思いますよ 悩んでいるようなら、同期とか信頼できる先輩に相談するといいと思います

最近は驚くような情報発信を行う弁護士が増えており、先般も驚愕するようなツイートを行っていた弁護士さんの事を取り上げたが、今度は裁判の勝ち負けにも事実認定自体にもこだわりは持たないというツイートを行った先生がいるとの情報が寄せられた。

 まぁ、そのような事を指摘すると「いじめ」と指摘するような声もあるようなので、念のためにそんな発信を行った先生の名は伏せたうえで一般論を述べてみたいと思う。

 訴訟の結果に関心を持たない弁護士に依頼を行う人はまずいないだろう。「嫌がらせ」を目的に結果にこだわらず訴訟提起を求めてくる依頼者もいるかもしれないが、弁護士職務基本規程第29条は「受任の際の説明等」として以下の内容を定めている。

(受任の際の説明等)

第二十九条 弁護士は、事件を受任するに当たり、依頼者から得た情報に基づき、事件の見通し、処理の方法並びに弁護士報酬及び費用について、適切な説明をしなければならない。

2 弁護士は、事件について、依頼者に有利な結果となることを請け合い、又は保証してはならない。

3 弁護士は、依頼者の期待する結果が得られる見込みがないにもかかわらず、その見込みがあるように装って事件を受任してはならない。

 一体、勝ち負けにこだわらない弁護士は、どのような受任の際の説明をおこなったのであろうか?「私自身は、訴訟の結果にこだわりはありません」という説明などするはずないと思う訳である。また、依頼者の期待する結果が「片っ端」から依頼者への適切な批判も含めて今後批判をすると法的措置を執る事を周知させ、適切な批判まで「封殺」することを目的として弁護士に依頼を行ったのであれば、それは依頼者の正当な利益のための訴訟提起といえない事を説明し受任を拒絶することが必要であるはずだろうとも考える。

 同種の「誹謗中傷」を取り扱った事件で、依頼者の請求が認容されない事が続けば、どのような表現が「誹謗中傷」「名誉棄損」として認定されるかということは分かっているはずであり、「独自の論理」で主張をしても請求が認容されない事も理解をしているはずである。

 そんな経験などを全く活かさず、「濫訴」という批判を受けるような訴訟提起を繰り返せば、自らの評判も落とすだけであろうと思われるが、現実を受け入れがたい事から「そもそも結果なんか関心は無いんだ」などいう発信を苦し紛れか、自分のプライドを保つために行っているのであろうと思う。

 しかし、現実は現実であり、勝敗は兵家の常とはいうが、負けばかりでは誰でも滅入るだろうし、世間から「濫訴」という批判を浴びれば、「そんなつもりではない」「俺は依頼者のために最善を尽くしている」という気持ちにもなるとは思うが、負け惜しみやプライドを維持するために虚勢を張っても何も現実は変わらない事に気付くべきだと思われるのである。

 確固たる信念をもって業務に取り組んでいるのかもしれないが、息詰まるときや思うようにいかないときは誰にでもある事であるわけで、つまらん情報発信をして留飲を下げても、結果的に「炎上」するだけであることは自覚しているはずである。(だから、発信を削除したのですよね)  弁護士の中には「俺が絶対正しい」「俺の主張を認容しない裁判官がアホだ」(裁判官ガチャというらしい)という人もいるようだが、上手くいかないときや歯車がかみ合ってないときは謙虚に信頼できる先輩弁護士とか同期の仲間に相談したほうが良いと思いますよ。大きく道を誤る前に、謙虚になって教えを乞い、今後の方針を変更して欲しいと思う。

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