新型コロナウイルスのワクチン特例承認差し止めを巡る訴訟の第1回口頭弁論でノーマスク集団が東京地裁に大集合等の報道 陰謀論とか反ワクチンというのは地道な努力をせずに科学や社会を理解し、優越感を得る手段です。そんな事に与する弁護士がいることが信じられません

共同通信は12日付で「数百人マスクせず混乱、東京地裁 ワクチン訴訟で」として以下の記事を配信した。

新型コロナウイルスのワクチン特例承認差し止めを巡る訴訟の第1回口頭弁論が12日、東京地裁で開かれ、庁舎内に関係者とみられる数百人がマスクを着用せずに集団で入った。職員らは感染予防のため対応に追われ、混乱した。

 午後1時半の開廷に合わせ、裁判所の建物に入るための手荷物検査には長い行列ができた。1階のロビーや弁論が開かれた法廷のある7階のフロアも、マスクをしない人であふれかえった。

引用以上

 このコロナウイルスのワクチン特例承認差し止め訴訟の代理人は木原功仁哉弁護士(大阪)であり、自ら訴訟についての思いを公開し、反ワクチン運動についての寄付も募っている。

【参考リンク】

 反ワクチン運動基金

 上記の参考リンクサイトでは「傍聴席を埋め尽くせ」などと過激な煽りがなされているが、裁判所は来庁する者らに対してしっかりと「来庁される際は,マスクの着用,手洗い・手指消毒等に御協力をお願いいたします」と告知しているわけであり、いくら木原弁護士らが「反ワクチン」を主張したとしても、ノーマスクで法廷を埋め尽くすような呼びかけは不適切であり、裁判所職員の迷惑を考えるべきであったはずだ。

【参考リンク】

裁判所 新型コロナウイルス感染症対策についてのお知らせ

 木村弁護士は、コロナウイルスのワクチンは「人口削減」「断種」ワクチンであると断言し、この訴訟に及んでいるわけだが、到底科学的な知見とは言えないだろう。ほとんど「陰謀論」としか言えないような主張である。コロナウイルスのワクチンが絶対安全とは断言できない事は理解するが、ワクチン接種の進行により我が国のコロナウイルス感染者も激減した事は事実であり、我が国のみならず多くの国と地域においてもワクチン接種による感染予防効果は表れており「人口削減」「断種」という目的とは全く異なる結果になっているわけだ。

 しかしながら「反ワクチン」の陰謀論は根強く、今回も東京地裁に「反ワクチン」集団が大挙押し寄せて裁判所を混乱させたわけである。陰謀論というものは、科学的に物事の理解をするための地道な学習などを放棄し、自分たちだけが真実を知り得ているという優越感を持つ性質を持っている。科学は虚妄に満ちており社会を支配するある集団が都合のよいように操作をしているという見解が多い。それは経済についても同様で、ある一部の一族が世界経済を支配しているという妄想を持つ陰謀論も多いのである。陰謀論は、科学や社会分析を真っ向から否定し既存の価値観をあざ笑い、自分たちだけの「真実」を声高に主張し社会と対立するのである。これが閉鎖された空間や社会で増殖するとカルト集団と化すわけである。実際には「反ワクチン」を商売にしている連中も多いことからYouTubeなどから「反ワクチン」が排除されるに至ったわけだが、相変わらず科学的な知見を無視し、世界を支配する集団による「人口削減」「断種」を主張する者らは多いのである。

 裁判所に支援者が傍聴に押し寄せても、裁判所の判断が変わるわけではないことを木村弁護士は誰より理解しているだろう。裁判所がノーマスク集団の出現で大変迷惑した事が報道されることも「反ワクチン」派に対して多くの国民が呆れかえる事も理解しているはずだ。それでもやめられないのは「陰謀論」なのである。世界を支配する巨悪と闘っているという高揚感や連帯感は、「反ワクチン」を叫ぶ人たちの迷惑行為とした思えない行動の動機のはずである。

 もちろんワクチン特例承認差し止め訴訟を提起する権利もある事は確かであろうが、公衆衛生という観点から、自分たちの主張が絶対に正しいと思っていても裁判所が「お願い」している事ぐらい受け入れて傍聴を呼びかけるべきであったと思われる。木村弁護士は弁護士であるわけだから、裁判所に原告の主張であるワクチン特例承認差し止めを認めさせたいのであれば、裁判所に迷惑をかけるような傍聴を煽らず淡々と法的な主張を行うべきであったはずだ。大いに反省して欲しい。

“新型コロナウイルスのワクチン特例承認差し止めを巡る訴訟の第1回口頭弁論でノーマスク集団が東京地裁に大集合等の報道 陰謀論とか反ワクチンというのは地道な努力をせずに科学や社会を理解し、優越感を得る手段です。そんな事に与する弁護士がいることが信じられません” への 1 件のフィードバック

  1. 昨日現場に居合わせていた者です。
    木原弁護士が退廷を命じられたのはマスク着用の拒否の為ではありません・

    もう一点、自身のマスク着用についての所見を述べさせていただきます。
    マスクの着用はあくまで任意で行うべきとの考えであります。
    マスク強制もノーマスク強制も反対です。

    但し、現況不織布のマスクを着用されている方が大半ですが、
    これが新たなゴミ問題となっているのも事実です。
    衛生面から頻繁に取り換える必要が有る医療、介護従事者は別として
    一般人がもしどうしてもマスクを着用する場合はなるべく
    洗い替え出来る物を用いた方が良いと思います。
    環境の為にレジ袋を有料化してもこれではゴミも資源の無駄遣いも減りません。

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