後を絶たない弁護士の横領 約2400万円のカッパライで瀬辺勝弁護士(愛知)に業務停止1年6月の懲戒処分 

メーテレは6日付で「依頼者の遺産約2400万円を私的流用か…名古屋市の弁護士を懲戒処分」として以下の記事を配信した。

遺言の執行の依頼を受けていたにも関わらず、正当な手続きをせず、遺産約2400万円を私的に流用したなどとして、名古屋市の弁護士が業務停止の懲戒処分を受けました。

 愛知県弁護士会から業務停止1年6カ月の懲戒処分を受けたのは、瀬辺勝弁護士(81)です。

 弁護士会によりますと、瀬辺弁護士は2017年、遺言の執行を依頼されていたにも関わらず依頼人が死亡した後、預金口座を解約し、その払い戻し金約2400万円を自分名義の口座に送金して全額を私的に流用しました。

 流用した理由について、瀬辺弁護士は「当時、自転車操業の状態にあり、いろいろなところから請求を受けていたため」と話しています。

 約2400万円のうち、1300万円は依頼人の関係先に弁済し、残りについても今後順次弁済するとしています。

 愛知県弁護士会は、「市民の信頼を大きく損なう事実。心よりお詫び申し上げます」とコメントしています。

引用以上

 瀬辺弁護士は、遺言執行者として被相続人の口座を解約し、その口座に残っていた約2400万円を使い込んだ訳であり、自ら「当時、自転車操業の状態」と自ら申し述べていることから、「カネに追われて」のカッパライであったという事だろう。

 瀬辺弁護士が述べる「いろいろなところから請求を受けていた」という内容からすれば「多重債務」というだけでなく、他の依頼者との間の金銭トラブルもあったのであろうと思われる。

 高齢の弁護士の金銭不祥事は後を絶たないばかりでなく、自分の体力・認識能力の衰えをわきまえずに遅れてきた青春を謳歌し、無辜の一般市民を轢死させた石川達紘弁護士のような者もおり、弁護士の「引き際」についての議論も必要ではないかと思われる。

 いわゆる「ハッピーリタイア」をできない状況であるからこそ、「カネに追われ」人のカネに手を付ける弁護士が発生してしまうわけであり、社会の変化に対応できないからこそ依頼も減り、収入も減るわけであることを理解できないままに、不祥事に走ると思われるので、日弁連・各単位弁護士会は「倫理研修」だけなく、ある一定の年齢になった弁護士に(65歳ぐらいですかね)対して、「リタイア」についての研修を行い、自分の能力が低下し業務が不可能と思った際の対処法や、事務所閉鎖についての段取りなどの説明などを行うのも良いのではないかと思う。日弁連・各単位弁護士会には本気で検討して欲しい。

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