依頼者に「裁判官がはずれだった」「地裁の裁判官はバカだ」など述べる弁護士は信用してはいけません! 

昔から、依頼者から着手金をふんだくるだけが目的の弁護士は存在し、負け筋の訴訟でも「私が何とかしましょう」とか「必ず勝ちますよ」などと断定的な判断をして、高額な着手金をふんだくる連中は存在した。そんな連中が、一審判決で敗訴した際の言い訳の常套句が「地裁の裁判官はバカだから高裁でひっくり返る」とか「裁判官がはずれだった」など裁判官を批判するような言動である。言葉巧みな弁護士は自分への追及を免れるために、ことさらに裁判所の判断はおかしいなどと依頼者の前で激怒し、「不当判決だ!絶対に控訴しましょう、私はこんな判断を許さない」などと騒いで依頼者からの追及を煙に巻く強者も存在するのである。

 確かに納得できない判決はあるだろうし、裁判官の劣化を指摘する岡口判事のような方もいるので、おかしな判決を下す判事がいることは確かなのではあるが、着手金ボッタクリ屋や、依頼者に断定的判断をしてしまい、その追及を逃れるために「はずれ」の裁判官がいるような言動を行う事は弁護士として最悪であり、そんな事を言う資格など無いと考える。

 裁判所の判断に誤りがあるというのであれば、「バカ」「はずれ」という話ではなく、判決のどこに問題があるのかを的確に指摘するのが弁護士であると思うし、「はずれ」の裁判官に当たると勝てるものも勝てないというような情報発信を行う弁護士は恥を知るべきであろう。

 「はずれ」の裁判官がいるというような情報発信を行うセンセイは高中正彦弁護士の述べるところの弁護過誤防止の7か条をじっくりと熟読して欲しい。

1.むやみに人を信用するな

2.こまめな報告はあらゆる過誤を根絶すると知れ

3.カッカするな・常に冷静であれ

4.説明の腕を磨け

5.すべての事件について手を抜くな

6.カネに魂を売るな

7.謙虚であれ

 単なる意見・論評を「名誉棄損」とわめく依頼者を信用するべきではないし、自分の思い込みだけで事件の進行をするべきでもないし、何かムカつくことがあればTwitterで憂さを晴らすようなツイートを行うべきではないし、あえて誤解を与えるような説明を行うべきでもないし、同種の事件を大量に取り扱いコピペばかりの文書を作るべきではないし、カネ持ち自慢に終始したりせず、謙虚であれという事なのである。

 最近は、単なる「悪徳」という言葉で括れない「常識外」のセンセイが増えたものだと本当に筆者は感心している。

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