売上高以上の経費を支払うという事はどう考えてもまともな話ではありませんね

東京ミネルヴァ法律事務所の破産についての債権者集会において、売上高以上にリーガルビジョン関連法人に支払いを東京ミネルヴァ側が行っていた事が明らかになった事はお伝えした通りである。

 この部分についての情報提供を頂いたので、概略をお伝えする。

・東京ミネルヴァは、法人の成立以来第4期を除き、8期中7期において売上高を超える経費をリーガルビジョングループに対して計上しており、8期中の5期において売上を超える額の支払いをリーガルビジョングループに行っていた。

・法人の成立年度である2013年3月期から2017年3月期までの5期累計ではリーガルビジョングループに対する支払いが売上高よりも15億円超過している。

どんな業種でも同様であろうと思われるが、売上高を超える経費をどこかに支払えば破綻することは確実であるはずだ。まともな経営者であれば、そんな事は絶対しない事は誰でも分かる事であろう。

ところが、東京ミネルヴァにおいては、5年の間に売上高より15億円も多い金額をリーガルビジョングループに支払いをしたわけだ。これでは破綻することは当然であろう。

このような経営判断を一体誰が行っていたのであろうか?

亡くなった室賀弁護士や河原弁護士がそのような指示を行っていた可能性は極めて低いと思われる。当たり前だがわざわざ自分の運営する弁護士法人に損をさせるような行為は背任行為であり、当人らには何らの利益も無いと思われるからだ。川島元弁護士においては会長様のご指示により、リーガルビジョングループに送金がなされていた事を述べているから、東京ミネルヴァはリーガルビジョングループの支配下にあったということは明白であろう。

【参考リンク】

過払い金CMの大手弁護士法人、「東京ミネルヴァ」破産の底知れぬ闇【2020年度上半期ベスト1 過払い金の流用は数年前から

 破産管財人は、リーガルビジョングループへの法的措置を明言しているわけだから、今後の管財人の動きに期待したい。

 筆者が心配なのは、東京ミネルヴァ同様に売上高以上の広告代金などを行っている(強いられている)弁護士・弁護士法人がないかということだ。東京ミネルヴァと同じような状況になっている弁護士がいるのであれば、自分のためにも依頼者のためにも、実情を所属会に報告するべきであろう。そんな状況のセンセイには勇気を持って行動して欲しい。

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