昨年11月1日付でリーガルビジョンの株主であったトラストフィナンテック株式会社がリーガルビジョンの元本店所在地で、現在はリーガルビジョンの実質的な後継企業である株式会社エスリアンの現在の本店所在地である渋谷区渋谷三丁目12番22号から、長野県長野市に本店所在地が移転されているとの情報が寄せられた。
登記簿を確認すると確かにそのとおりの内容で本店所在地が移転されている事が確認できた。
トラストフィナンテック株式会社の代表者はリーガルビジョンの実質的な後継企業の株式会社エスリアンの共同代表者でもある事は既に明らかになっている。
【参考リンク】
リーガルビジョンの株主であるトラストフィナンテックの代表者が共同代表を務める株式会社エスリアン 東京ミネルヴァの破産管財人には早急に実情の調査を
リーガルビジョン及び関係法人の本店所在地は、元々の本拠地から「シティーコート桜丘410号室」に移転がなされている中で、今度はリーガルビジョンの株主であるトラストフィナンテックが東京から脱出したのであるから、何らかの理由はあるのであろう。
東京ミネルヴァ法律事務所の第1回目の債権者集会は1月20日に近づいている。破産管財人が東京ミネルヴァからの資金流出についてどのような認識をしているのか?届出された債権額などがどのぐらいなのか判明することは間近である。
毎回繰り返すとおり、預り金で「広告代」を支払うなど言語道断であるし、兒嶋会長様が川島弁護士に送付した「一連托生」の意味も債権者集会を重ねる中で判明していく事であろう。
なにより被害者の救済を目指して管財人には頑張って欲しいというのが筆者の願いだ。会長様や児島神道さんが述べるような「リーガルビジョンは被害者」という構図ではない事が明らかになる事に期待したい。