10月30日から2か月間の業務停止処分を受けている、猪野雅彦弁護士(第二東京)について、様々な情報が寄せられているのでご紹介したい。
猪野弁護士の事務所である「ワールド・レップ法律事務所」は、化粧品のマルチ販売を行っている会社が金主であり、このマルチ商売の会員はワールド・レップ法律事務所において無料の法律相談を受けられるという情報が寄せられた。まぁ猪野先生であれば、マルチ商売の片棒を担ぐぐらいなんでも無い事だろう。
そのほか、猪野弁護士は「養育費オンライン」というウェブサイトを開設し、養育費の請求を完全成功報酬などで受任することを案内していた。業務停止を受けてウェブサイトは既に閉鎖されているので、同サイトのキャッシュデータの一部を以下のとおり画像化してあるのでご確認を頂きたい。
養育費オンライン 画像



上記の内容からは猪野弁護士は静岡や仙台など、全国各地から養育費の請求事件を受任し「感謝の声」を依頼者が顔出しで申し述べていることになっている。しかしながら、わざわざ顔を出して「感謝の声」を述べるわけがないし、使われている画像は他のウェブサイトや素材サイトから引っ張ってきたものである事も明らかだ。
https://allabout.co.jp/gm/gc/444955/
https://pixta.jp/photo/57645498
よくこんな詐欺みたいな事をするなと思うが、このサイト自体を猪野弁護士が開設運営したとは思えず、名義貸しでもしていたのであろう。この「養育費オンライン」のドメインについてwhoisで確認すると、このドメインは今年6月15日に取得されたようであり、この時期から「養育費」商売を始めたのか始めさせられたのであろう。
そのほかにも、以前からお伝えしている猪野弁護士が関与している「ONK被害者の会」では「絶対に逃がさない」として会員を集めていたわけだが現在は開店休業状態のようだ。
【参考リンク】
このONKの二次被害を猪野弁護士は発生させてしまっているのである。
猪野弁護士が自らの名を冠した「雅法律事務所」を運営していた際の自己紹介が魚拓として以下のとおり残っている。
【参考リンク】
Web魚拓 プロフィール|東京都の弁護士:猪野雅彦「雅法律事務所」
雅法律事務所のスタッフは「とても庶民的で、ある意味型破りな弁護士です。」と猪野弁護士の事を紹介しているが、本当にその通りだろう。
そんな「型破り」な猪野弁護士を放置すれ事が適切でないことぐらい、「独自の気風」を誇る第二東京弁護士会もご理解していると思いたい。令和3年の新年には業務停止期間が開けている猪野弁護士をくれぐれも放置しないよう二弁には切にお願いしたい。