脇の甘い大阪弁護士会 職員が490万円を会から詐取したとして逮捕との報道 大阪弁護士会の会員は同会の管理責任を問うべきでしょう

MBSニュースは1日付で「“私的に買った物品”を備品の購入と装う 詐欺容疑で大阪弁護士会職員の男を逮捕」として以下の記事を配信した。

大阪弁護士会の48歳の職員の男が、私的に買った電子機器などの領収書を備品の購入費などと装い約490万円を弁護士会からだまし取ったとして、8月31日に大阪地検特捜部に逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪弁護士会の職員・高田英基容疑者(48)です。特捜部によりますと、高田容疑者は去年6月から約1年間で、3回にわたり、私的に買った物品の領収書を業務上必要であるように装って弁護士会に複数回請求し、合わせて約490万円をだまし取った疑いがもたれています。

 弁護士会によりますと、高田容疑者はシステム関連の備品を購入したように装うなどして請求していましたが、実際には大量のタブレット端末を購入していたということです。別の職員が経費書類を不審に思い事態が発覚し、8月28日に弁護士会が刑事告訴していました。特捜部は認否を明らかにしていません。

 

引用以上

 

 大阪弁護士会は脇が甘いとしか言いようが無いだろう。この高田容疑者の経費書類に不審を抱いた職員以外は何らの不正にも気づかなかったのであろうか?システム関連の備品を490万円も購入するのであれば、一般企業であれば家族経営とかの企業以外では、稟議を行ったうえで購入を行うはずであろうと思われるし、大阪弁護士会においても購入品のチェックぐらい複数人で行うはずだと思われるからだ。

支払った会費をいとも簡単にカッパライされるようでは、大阪弁護士会の会員方も会運営の杜撰さに呆れている事と思うが、会費で大量のタブレット端末を購入していた高田容疑者は最終的に、その端末を販売することが目的であったと推測されることから、仕入れを実質的にゼロ円で行い、売却益を丸儲けしようと考えていたのであろう。

この犯罪行為はもちろん、高田容疑者が計画立案し実行したものと思われるが、同容疑者を実行に走らせた最大の原因は大阪弁護士会の経理がゆるいので、バレないだろうと思ったからであろうと思われる。弁護士会のカネに手を付けるような犯罪行為は前代未聞であろうし、大阪弁護士会が被害者であることは事実であるが、同会が世間に恥を晒したことも事実であろう。

大阪弁護士会の会員は、同会に対して、なぜこのような事件が発生したのか、管理責任を問うべきであろう。大阪弁護士会も今回の事件の事実関係について独自に調査し、なぜこのような事件が発生したのかを検証し、広く国民に公表すべきなのである。

国民の信頼を損ねる裁判官とはオカシナ判決を下す連中の事だと思うのですが・・岡口判事への2度目の懲戒処分による異常なまでの岡口叩きはやりすぎのような気がします。

読売新聞は8月26日付で「女子高生殺害事件で不適切投稿の判事、最高裁が戒告処分…SNS発信で2度目の懲戒」として以下の記事を配信した。

 

東京都江戸川区の女子高生殺害事件を巡り、フェイスブック(FB)に不適切な投稿をしたとして、仙台高裁が同高裁の岡口基一判事(54)の懲戒を申し立てた分限裁判で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は26日、戒告の懲戒処分とする決定をした。

 岡口氏は2018年にも、民事訴訟に関する不適切投稿で戒告とされており、SNSへの発信で2度の懲戒処分を受ける事態となった。

 決定などによると、岡口氏は17年、同事件について、<無惨にも殺されてしまった17歳の女性>などとツイッターへ投稿。遺族の抗議を受け、当時所属していた東京高裁は岡口氏を懲戒処分ではない厳重注意とした。だが、岡口氏は仙台高裁へ異動後の昨年11月12日にも、遺族が岡口氏の罷免(ひめん)を求めていることに触れ、<遺族は、俺を非難するように洗脳された>などとFBに投稿した。

 決定はこのFBへの投稿について、「あたかも遺族が自ら判断する能力がなく、不合理な非難を続けている人物のような印象を与え、侮辱的だ」と指摘。「遺族の被害を拡大させ、裁判官に対する国民の信頼を損ねる」と結論付けた。

 裁判官13人全員一致の意見。過去に東京高裁長官として岡口氏を厳重注意するなどした戸倉三郎、林道晴両裁判官は審理から外れた。

 裁判官の懲戒処分には戒告か1万円以下の過料の2種類があり、上級裁判所の分限裁判で決定される。過去に懲戒処分を2度受けた裁判官は、岡口氏のほか2人しかいない。仙台高裁は26日、「高裁所属の裁判官が戒告に至ったことは遺憾で、重く受け止めている」とコメントした。

 岡口氏を巡っては、国会の裁判官訴追委員会が、裁判官弾劾(だんがい)裁判所に罷免を求めて訴追するかどうかを検討している。女子高生の母親の岩瀬裕見子さん(52)は「娘の命日である11月12日に投稿をされ、頭が真っ白になった。戒告となっても、岡口判事は裁判官を続け、何も変わらない。岡口判事が裁判官として働き続けることを、裁判所や訴追委は今後、どう受け止めるのか」などとコメントした。

 

引用以上

 

筆者の考えでは、裁判官に対する国民の信頼を損ねる行為を行っているのは、デタラメとしか思えない判決を下すような裁判官であり、誰かの意向を忖度したような判決を下す裁判官であると考えている。

今回の報道において欠けている点は、岡口判事が以前から主張している

 

裁判所では,性犯罪に関する下級審判決書は最高裁のウェブサイトには掲載しないとの内規が作られていましたが,この内規はあまり守られておらず,実際に,性犯罪に関する下級審判決書は,現在でも,多数掲載されたままになっています。

 

引用元 分限裁判の記録 岡口基一 「洗脳発言」報道について

 

この事実について触れている報道が存在しない事だろう。

岡口判事の投稿が不適切であるというのであれば、最高裁のウェブサイトこそ不適切であり、裁判所の内規に反する判決文を公開したわけであり、それが岡口判事の投稿の端緒となったわけなのであるから、岡口判事を戒告処分に処すのであれば、当該判決を公開した責任者も処分を受けるべきであろうと思われる。

この岡口判事への懲戒処分が下された後のマスコミ報道は、ほぼ岡口判事への批判一色であり、いささか常軌を逸しているような気がする。

岡口判事が、デタラメな判決を下したのであれば、批判されて当然であると思われるが、裁判官としてではなく一個人としての投稿の品位を問うことが果たしてできるのであろうか?という疑問もある。

この件の報道においては、冷静に裁判官の仕事がいかなるものか解説したうえで、岡口判事の投稿が裁判官として行ったものではない事を良く理解したうえで論評がなされることを望みたい。