過去6回の懲戒処分歴を誇る笠井浩二弁護士(東京)がウェブサイトを開設し集客を行っていることは以前にお知らせしたとおりである。
【参考リンク】
笠井浩二弁護士の「街の灯法律事務所」のウェブサイト 笠井弁護士が多重債務者だから、多重債務者の気持ちが良く分かるという事かもしれません
このウェブサイトについて読者からの指摘があったのでその内容をお伝えする。
まず、「街の灯法律事務所」の読みは「まちのあかり」だということだ。日弁連の弁護士検索では事務所名のフリガナまでは記載が無いので、「マチノヒ」か「マチノアカリ」か分からなかったが、ウェブサイトのドメインが「machinoakari-law.jp」なので「マチノアカリ」であるとのご指摘を頂いた。だから、笠井先生は、チャップリンの「街の灯」のファンではなく、堺正章の「街の灯り」から事務所名を付けたのであろうと推測される。
またウェブサイトには
所属: 東京弁護士会所属
多重債務整理、闇金対応、その他、刑事民事で多くの事件訴訟に関与、豊富な活動歴があります。
メッセージ
トラブル解決は、問題が小さいうちに、お早めに相談いただくことが肝心ですが、問題が大きくなってからでも、状況に合わせて柔軟に対応をいたします。初回の相談は無料ですので、まずはお気軽にご連絡ください。
との記載がある。この内容はまさに笠井弁護士自らの起草であると思われる。訴訟案件に限らず多くの事件に関与したことは事実であろうし、活動歴は確かに豊富であり、懲戒処分の回数も豊富であることは確かである。メッセージにも問題が大きくなってからでも、柔軟に状況に合わせて対応するとあるが、一度は退会命令を受けながらも業務停止処分に処分の変更がなされ、現在に至る笠井弁護士ならではの言葉であろう。
ぜひ今後は、街の灯法律事務所のウェブサイトに笠井先生自身の動画を掲載し、上記の内容を直接語り掛けて欲しいというのが筆者の希望である。ぜひとも実現していただきたい。