無罪請負人など信用せず自力で逃亡することを選んだ本物の「アウトロー」カルロス・ゴーン 保釈制度は徹底的に見直す必要があるでしょう

カルロス・ゴーンは自らのカネと力で逃亡を図り我が国から脱出したわけであるが、本当の意味の「アウトロー」であろう。小粒なチンピラたちが「アウトロー」を名乗る事は多いが、そういう連中は刑事事件の公判になれば必ず「情状」面の主張をするのである。昔の「ヤクザ」は刑事事件の公判でも「懲役はワシの仕事じゃい、いくらでも打ってくれ」と主張したり、情状証人として出廷した女性が「うちの人はヤクザですから、今回の件は立派です」などと主張したりしていたが(横で弁護人が頭を抱えていた)、そんな光景は見なくなって久しい。

ゴーンは日本の法律などクソくらえで、見事にレバノンに逃亡を図り成功したのである。当たり前だが、「無罪請負人」などと呼ばれる弁護団の事など無視して、サッサと我が国から逃げたのであるか、全く弁護団など信用していなかったことは間違いないだろう。

今回の逃亡劇について弁護人の一人の高野隆弁護士は『裏切り、だけど「全否定できない」 ゴーン被告の弁護士』として1月4日付の朝日新聞で以下のとおりの感想を述べている。

 

日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに逃亡した問題で、前会長が起訴された事件の弁護団の一人、高野隆弁護士が4日、自身のブログで前会長が日本の司法制度に疑問や不安を膨らませていく様子を明かした。

 高野氏は「彼が見たもの」と題するブログで「裏切られた」と怒りを表す一方、「日本の司法とそれを取り巻く環境を考えると、この密出国を『暴挙』『裏切り』『犯罪』と全否定はできない」と前会長に理解も示した。「もっと違う結論があるべきだ」とした。

 ゴーン前会長との最近のやりとりも紹介。前会長から「公正な裁判は期待できるのか」と問われ、高野氏は「人質司法」と批判される長期拘束の問題点などを挙げながら、「この国では刑事被告人にとって公正な裁判など期待できない」と自らの考えを伝えていたという。

 その上で、証拠の薄弱さなどから「無罪になる可能性は大いにある。我々を信頼してほしい」と訴えていた。しかし、証拠の開示が進まないことや公判日程がなかなか決まらないことなどに前会長は次第にいらだちを募らせ、妻との接触禁止の保釈条件が解除されないことに「絶望を感じていた」と記した。

 

引用以上

 

まぁ高野弁護士の言う事は、あまり理解できない人がほとんどであろう。一般人が言うのであればともかく、弁護人がゴーンの逃亡劇を「暴挙」「裏切り」「犯罪」と全否定はできないと述べているわけだが、ゴーンは間違いなく我が国の司法のみならず弁護団にも絶望を感じていたと思うからだ。

いずれにしても、今回のゴーンの逃亡劇で保釈の運用に対する見直しについての議論が巻き起こる事と同時に、裁判所自体が保釈の許可について慎重になる事は確かであろう。

結論から言えばゴーンの保釈金は安すぎた事と、微罪であろうと保釈を認めてはいけない人間は必ず存在するという事なのである。弁護人の保釈申請書には、罪証隠滅の虞も逃亡の虞もなく、身柄引受人の信用性などを主張し、保釈の必要性を述べる内容なのであるが、起訴されるまでの20日やそこらで被告人の人間性や人間関係が分かるわけがあるわけないのである。特殊詐欺関係者及び犯罪常習者及び薬物事犯に関しては何があろうと保釈する必要などはない事と、保釈後の被告人の行動についても何らかの調査を行い、何か問題がある行動があれば即時保釈は取消にできるようにするべきであろう。

今後ゴーンが記者会見をするような報道もあるが、「無罪請負人」らが集結した弁護団についての率直な感想を話してくれることを期待したい。

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