交通事故に関する組織的な非弁提携は、弁護士との提携にとどまらず整形外科らとの提携による通院日数の「水増し」も日常化している様子

時事通信は11月15日付で「詐欺容疑で医師逮捕 診療日数水増し保険金請求―警視庁」として以下の記事を配信した。

 

患者の診療日数を水増しし、治療費名目の保険金を詐取したとして、警視庁交通捜査課は15日までに、詐欺容疑で整形外科院長の医師水野聖之容疑者(77)=東京都練馬区田柄=を逮捕した。容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、交通事故でけがをした少年(19)が2017年6月中、実際には14日間しか通院していないのに21日間通院したとする虚偽の書類を作成。同年7月に都内の損害保険会社に保険金を請求し、約12万円をだまし取った疑い。

  同課によると、少年は同年6月1日、知人の20代男性が運転する車に同乗していた際、別の車に追突され、頸椎(けいつい)捻挫のけがをした。男性の友人の紹介で、男性と共に水野容疑者が経営する整形外科に行ったところ、「慰謝料を多くもらえるよう、通院していない日も通院したことにしておく」などと詐欺を持ち掛けられたという。

 

引用以上

 

この水野医師は「水増し」について相当な余罪がある様子であり、練馬区界隈では「水増し」の評判は知れ渡っており、相当な有名人であったそうである。交通事故の通院日数を増やすことでフトコロが潤うのは医師の他に、当事者と交通事故の賠償の委任を受けた弁護士であろう。弁護士にとって交通事故の賠償請求は基本的に「赤い本」があれば、簡単にできる事が多い事から、新興事務所も「交通事故」の賠償請求の広告を積極的に出稿しているようだ。

弁護士は、被害者の経済的利益が多ければ多いほどフトコロが潤うので、被害者の通院日数が増えたほうが利益にはなりやすく、以前にもお知らせしたとおり柔整業界と積極的に「非弁提携」を行う弁護士らが引きも切らないのである。

柔整業界と組織的に非弁提携している弁護士らの中には、医師と「水増し」の提携を行っているものもいるようである。それは弁護士主導ではなく、非弁屋というか柔整側の意見を取りまとめる役のブローカーが主導して行っている様子のようだ。そんな事をしていれば水野医師のように、必ずいつかは「お縄」を頂戴する破目になるわけである。

しかしながら、安易に「提携」を行う弁護士らは増加傾向にあるように筆者の目には映っており、この弁護士に客を送り込む柔整業界の「説明会」はますます数を増やしているようである。日弁連・各単位弁護士会は、このような現実を認識し何らかの予防策や規制をかんがえなればならないはずであると筆者は考える。

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