弁護士法人「元祖」ベリーベスト法律事務所の公開の懲戒審査 いろいろ言い分があるにしても、3つの弁護士法人で事務所運営を行っていることは懲戒処分の「潜脱」行為としか思えません

9月27日に弁護士法人ベリーベスト法律事務所及び酒井将弁護士・浅野健太郎弁護士の3者に対する東京弁護士会の懲戒委員会の審査期日が「公開」で行われたそうだ。この件については日刊ゲンダイが、ベリーベスト寄りの記事を積極的に書き続けているのでご参照頂きたい。

 

【参考リンク】

 日刊ゲンダイ 過払い金返還めぐり法律事務所と弁護士会対立 公開審査へ

 

誰が得する弁護士懲戒請求…異例の公開審査の傍聴は8倍に

 

まぁ、ベリーベスト側に言い分があるとしても、司法書士法人新宿事務所からの「送り」を受けていた事は争いのない事実で、その際の「買い取り額」なのか「業務の報酬」なのかが争点のようであるが、上記引用記事には懲戒請求を当初行ったのが元社員であるとか、荒唐無稽な「産業スパイ説」などを酒井弁護士が主張している事が記載されているが、そんな事は関係なく懲戒事由の有無だけを述べればいいと思われる。

ベリーベスト側の代理人に丸山和也弁護士(元参議院議員)が出席し、「弁護士会は懲戒権を濫用すべきではない」との意見を述べたとの事だが、このような主張はベリーベストや酒井弁護士らを懲戒委員会に付した事が「濫用」と主張をしているという事に他ならないだろう。「濫用」というのは、丸山弁護士が決める事ではない事は確かであろうと思われる。

このベリーベストの懲戒問題については、何度も述べているとおり「ベリーベスト法律事務所」が、3つの法人で運営されており「元祖」の法人が「抜け殻」になっている状態から実質的な懲戒処分の「潜脱」行為を行っていると思われる事が一番の問題なのである。

当然「そんなことはない」とベリーベスト側は反論するだろうが、それならば何故に3つの法人で一つの「ベリーベスト法律事務所」を運営する必要があるのかを具体的に説明して欲しいものだ。

上記のゲンダイの記事においては「この懲罰はどのような依頼者保護になるのか。この騒動で誰が得をするのか、考えてみたい。」と結ばれているが、依頼者保護とか損得などでは無く「品位を汚す」かどうかということが問題になっているわけであり、依頼者保護という観点で論じるのであれば、ベリーベストの報酬体系や新宿事務所経由の依頼者の報酬体系を検討し、旧弁護士報酬規定と対比させての料金の比較などを元に論じるべきであろうと思われる。いずれにしても懲戒委員会がどのような決定を下すか注目したい。

筆者は、今後この問題と共に「新興事務所」と特殊詐欺の関係も現在情報を精査している。新興事務所の代表弁護士らが悪辣極まりない暴力団と深い関係にある競馬情報詐欺集団から返金請求に対する「値切り」の委任を受け、犯罪集団の利益のための活動を行っていたことが確認されているからだ。利益至上主義で弁護士業務を行うことが社会にどんな害を与えているかを分析する予定である。

“弁護士法人「元祖」ベリーベスト法律事務所の公開の懲戒審査 いろいろ言い分があるにしても、3つの弁護士法人で事務所運営を行っていることは懲戒処分の「潜脱」行為としか思えません” への 1 件のフィードバック

  1. 2弁と1弁にも懲戒請求を出しています。
    まともに弁明せずに、懲戒請求の濫用だと喚くだけの内容でした。
    綱紀委員会には、東弁同様に懲戒委員会に付して欲しいです。

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