弁護士自治を考える会は3月11日付で神奈川県弁護士会所属の林敏夫弁護士が退会命令に処された事を以下のリンクのとおり報じた。
【参考リンク】
林弁護士は、悪質な非弁提携などにより複数回の懲戒処分を受けていた弁護士であり当サイトにおいても、何度も取り上げてきた弁護士である。
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林敏夫弁護士(神奈川)に業務停止1年6月の懲戒処分 非弁行為で告発を行うそうですので伊藤(山浦)洋も逮捕の可能性があります
まぁどこで歯車が狂ったのか、林弁護士は一気に転落の道を突き進み、ついには退会命令という処分を受けたのである。長崎の立派な法律事務所に勤務後に、アディーレ法律事務所に入所し、独立をした林弁護士は、安易に非弁提携の道を選択し、デタラメ極まりない業務を行っていたのであるが、神奈川県弁護士会についには厄介払いされたわけである。
林弁護士は、非弁活動で有名な伊藤洋とも結託していたぐらいだから、目先のカネしか目に入っていなかったのかもしれないが、弁護士としての使命などについて考えることは無かったのであろうか?せっかく司法試験に合格し弁護士になったにも関わらず、退会命令で弁護士業務が行えなくなる、林弁護士の現在の率直な気持ちを聞いてみたいところである。
今回の林弁護士への処分の理由は会費の滞納と業務停止中の訴訟業務ということらしいが、業務停止中の訴訟業務とは、一体どのような状況で、林弁護士の意思に基づいてなされたものなのであろうか?「飼い主」の命令で心ならずも、そのような行為を行ってしまったのであれば事実をしっかりと林弁護士は伝えるべきであろう。
今後も林弁護士のように安易に非弁提携を行う弁護士が増加することの無いように、神奈川県弁護士会は早急に林弁護士の懲戒処分の詳細を公表を行うべきであろう。林弁護士のような若手弁護士の非弁提携事件がHIROKEN非弁事件のように、最近増加している事をしっかりと日弁連・各単位弁護士会は受け止め不祥事防止に力を入れるべきなのである。