産経新聞は5日付で「嘘教唆の罪で弁護士を起訴 無免許死亡事故、横浜地検」として以下の記事を配信した。
無免許運転で死亡事故を起こした男に、車の所有者への捜査が及ばないよう虚偽の供述をさせたとして、横浜地検は5日、犯人隠避教唆の罪で第二東京弁護士会に所属する弁護士、江口大和容疑者(32)を起訴した。認否は明らかにしていない。
また、車の所有者で建築関係会社の役員、小林太紀容疑者(26)を犯人隠避教唆の罪で、元従業員で無免許運転をしていた無職、佐藤考哉容疑者(22)を犯人隠避の罪でそれぞれ起訴した。
事故は平成28年5月12日、横浜市泉区で佐藤被告が運転する車が電柱に衝突し同乗の男性が死亡した。
以上
江口弁護士が起訴されたことから、同弁護士の犯人隠避教唆については何らかの証拠があり、充分に有罪判決を下せる構成要件があると、検察が判断したという事であろう。
江口弁護士の認否は明らかになっていないが、被疑容疑を否認していれば第1回の公判までは保釈もきかない筈である。
マスコミにも出演し、多くのコメントを述べていた江口弁護士であるが、自分自身の業務において、マスコミからコメントを受ける立場になってしまったのである。
江口弁護士が何を理由に、ここまでの活動をしてしまったのかは理解できないが、江口弁護士は自ら法廷で無罪主張をするのであれば、その内容を、罪状を認めるのであるのであれば、動機をしっかりと話してほしいものである。
しかし、江口弁護士の所属する第二東京弁護士会は独自の気風からかどうかは分かりかねるが、所属会員が逮捕されようと起訴されようと会長声明も出さない状態が続いているが、弁護士自治の信託者である国民のことなど眼中にないという事であろう。このような国民を無視する態度には感心するしかないが、このような態度で国民の信頼が得られるかよく考えて頂きたいものである。