産経新聞は5日付で「暴力団員らと共謀してマンション借りる 会社員の男逮捕 神奈川県警」として以下の記事を配信した。
暴力団員らと共謀してマンションの賃借権を不正に取得したとして、神奈川県警暴力団対策課は5日、詐欺容疑で会社員の滝義洋容疑者(54)=東京都台東区入谷=を逮捕した。容疑を否認している。
逮捕容疑は、同容疑ですでに逮捕されている指定暴力団稲川会幹部で無職の馬場知己(56)=同中央区築地=と、会社役員の伊藤竜弘(46)=同武蔵野市緑町=の両容疑者と共謀し、昨年6月10日、同新宿区内の不動産会社に対して、馬場容疑者が居住するにもかかわらず、自身が住むと偽り、伊藤容疑者が代表取締役を務めていた会社名義で、同中央区内のマンションの一室を不正に借りたとしている。
同課によると、滝容疑者は「部屋は私と家族が住むために契約した」などと供述。伊藤容疑者は不動産会社に「うちの会社のオーナー(滝容疑者)が部屋に住む」と説明し、取り調べに対しては「(馬場容疑者が)住むとは思ってなかった」と供述している。
引用以上
滝は、知る人ぞ知る有名詐欺師であり暴力団や詐欺集団からカネを借りては踏み倒す事を繰り返す人物である。自称は食肉関係の専門家であるが、食肉をネタにした詐欺の専門家というべき人物である。
今回の逮捕容疑は、伊藤竜弘が代表を務める法人名義で、稲川会幹部の馬場容疑者の住居を借りたという事であり、滝と伊藤が登場するという事は、インチキ私募債でカネ集めをした「鎌倉ハム販売株式会社」名義で、馬場容疑者が住むためのマンションを借りたという事であろう。
このような事情から察するに、滝は馬場容疑者に何らかの「借り」があったのか、もしくは「私募債詐欺」の「ケツモチ」をしてもらっていたという事だろう。捜査側も、そんな事情から、いわゆる2項詐欺的な要件で容疑者3名を逮捕したのであろうと思われる。
「任侠道」を標榜する暴力団が滝のような詐欺師と結託していたのであれば、まさに任侠など絵に描いた餅と言っているようなものである。詐欺師と暴力団の結託は何度も筆者は指摘しているが、図らずもこの逮捕劇はその事実を裏付けることを証明しているのである。
このような罪状で、この3名の容疑者らが起訴されるかは非常に微妙な状況であると思われるが、滝は会社が借りた部屋で自分と家族が住むと供述しているようだが、ではなぜ馬場容疑者がこの部屋に住んでいたのか誰も理解できない事は確かであろう。神奈川県警には、徹底的な捜査を期待したい。
任侠道を標榜する暴力団・社会正義を標榜する弁護士、実態は詐欺師や反社との結託
が問題視できます。
https://blogs.yahoo.co.jp/nb_ichii/36360976.html?__ysp=5p2x5Lqs5byB6K235aOr5LyaIOelnuWliOW3neecjOitpg%3D%3D
神奈川県警は上記のような問題があるので、本記事にあるように、徹底的な捜査を期待した
いですね。