中村礼奈弁護士(千葉)が破産を申立てながら財産隠しに加担 こんな事をしても業務停止1月だそうです 社会正義の実現などお題目にしか過ぎないということを千葉県弁護士会も認識しての処分でしょう。

共同通信は8日付で「千葉の弁護士、業務停止 破産手続きで財産隠す」として以下の記事を配信した。

 

千葉県弁護士会は8日までに、破産手続きの依頼人の財産を裁判所に報告せず隠したとして、中村礼奈弁護士(42)を業務停止1カ月の懲戒処分にしたと発表した。8月31日付。

 弁護士会によると、中村弁護士は2016年7月、県内の女性の破産を裁判所に申し立てた際、元夫から受け取った100万円を報告しなかった。弁護士会は破産法が禁じる財産の隠匿に当たり「品位を欠く」と指摘。中村弁護士は会の聴取に「離婚を知られたくないという女性の意思を考慮した」と述べたという。

 女性の債権者が指摘し、弁護士会に懲戒請求した。

 

引用以上

 

 破産申請にあたり、弁護士が依頼者の意思を受けて存在する財産を裁判所に報告せずに隠匿したのであるから、本来からいえば中村弁護士と依頼者の行為は破産法265条1項1号に該当する犯罪行為(詐欺破産)のはずである。この財産を隠匿し破産申立を行った破産処理がどのような帰結になったのか報道はないが、基本的にこんなことをすれば免責不許可となったはずである。また、そうでなければおかしいだろう。

中村弁護士は「離婚を知られたくないという依頼者女性の意思を考慮した」と述べているそうであるが、そんな理由で財産を隠匿するものであろうか筆者には疑問であるし、今回の懲戒請求者が元夫から受領した金100万円の存在を知っていたという事から考えれば、離婚は周知の事実であると思われ、中村弁護士の主張には無理があるのではないかと筆者は考える。

それにしても、このような「犯罪行為」を行いながらも、業務停止1月という甘い処分で済ませたのは千葉県弁護士会は「社会正義の実現」という弁護士の使命など、お題目に過ぎないとの認識があり、犯罪行為を弁護士が行っても大したことなど無いと判断し、実質的に依頼者との委任契約の継続が可能な上記の処分を下したものと思われる。

しかし、依頼者の意思に応えるために犯罪行為を犯す弁護士もどうかしていると思うし、千葉県弁護士会の甘い処分にも呆れるほかは無い。まぁ上述のように弁護士の使命を認識しないで「商売」重視で弁護士業務を行っていけば、弁護士に対する国民の信頼の低下は更に低下することは間違いないだろう。

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