機を見るに敏な吉森照夫弁護士 山根明日本ボクシング連盟会長の暴走をもっと早くとめられなかったのか?

スポーツ報知は7日付で「山根派分裂、吉森副会長もお手上げ 総辞職進言へ」として以下の記事を配信した。

 

山根明会長(78)の暴力団との交友や不正疑惑が問題視される日本ボクシング連盟が内部分裂の危機にあることが6日、分かった。会長側近の吉森照夫副会長(議会長)が、各理事に個別で辞任の意思確認をしていたことが判明。意思表示をしなかった理事もいるが、32人中最低でも17人が辞任の意向を示しており、意見が分かれた形となった。吉森副会長はこの日のうちに山根会長にまとめた内容を報告し、山根会長に辞任を促す動きをしたとみられる。

 一致団結してきた日本連盟の理事が分裂する。全国高校総体(インターハイ)の会場(岐阜)などで、5日までに吉森副会長が各理事に個別で辞任の意思を確認。これまで山根会長の不正を見過ごしてきたため、理事の一人は「理事の責任も十分ある」とし、「被害者は子どもたち。子どもたちには次の試合もある。もうこれ以上、迷惑をかけないように」と辞意を表明した。理事は会長も含め32人でいずれも親山根。すでに辞めたとされる2人の他に半数を超える17人が辞任の意向で、決めかねている12人と意見が分かれた。

  この日の高校総体会場に吉森副会長の姿はなかった。同理事によると「大阪に行っていると思う」と山根会長に報告に行ったとの見方を示した。「『辞職をしますよ。だから(会長も)辞めてください』という話」と現体制の総辞職とともに会長の辞任を進言するつもりという。このまま会長の職にとどまれば孤立の一途をたどる。会長は午後5時半に大阪市内の自宅を車で出て同9時50分に帰宅。本紙記者らに「何も知らん」と話した。

  山根会長の姿が引き金となった。連日のメディア出演で暴力団との交友を明かすなど墓穴を掘った状態。辞任を決めかねる理事でさえも「暴力団との関係を明かした時点で連盟は終わった。いずれにせよ現体制は、もはや存続できないだろう」とお手上げ。「テレビでの対応の仕方がありえない。会長はパニックに陥っている」と暴走する組織のトップにあきれ果てている。

  連盟を告発した「日本ボクシングを再興する会」に対して、各都道府県連盟会長ら“反山根派”の賛同者も増殖中。四面楚歌(しめんそか)の山根会長だが辞任を決めた理事は「会長が辞めるかどうかに関係なく理事たちは辞めるでしょう」と明かすなど現体制は崩壊寸前。懇意にし、首を縦にしか振らなかった理事たちから突然の別れを告げられる。山根会長がモットーに掲げてきた「絆」は失われている。

 

引用以上

 

今回山根会長に反旗を翻した吉森副会長は弁護士であり第一東京弁護士会の弁護士である。この山根会長に関する、報道が出た当初は不正疑惑判定などの報道についてマスコミを批判していたのである。

 

【参考リンク】

ボクシング連盟副会長 不正判定疑惑に激怒「テレビに毒されている」

 

弁護士なので機を見るに敏いのであろうが、山根会長の「側近」として山根支配を支えてきた吉森副会長は、反旗を翻すよりもボクシング連盟がなぜ山根会長に私物化されたかをしっかりと弁護士として検証を行うべきであろう。

暴力団と密接な関係があり、試合用のグローブの販売なども私物化していたと思われる山根会長の素行は吉森副会長も分かっていた筈である。なぜ、「社会正義の実現」を使命とする弁護士が、暴力団と結託し不正な判定が疑われるような行動・言動を行っていたと思われる山根会長の「暴走」を止められなかったかという疑問を誰でも持つだろう。

日大のアメフト部の「殺人タックル」などが社会問題となり、同大学の田中理事長と暴力団との密接交際が報道されており、スポーツ界と暴力団との関係が問題視されている中で、今後ボクシング連盟と暴力団の関係もクローズアップされる事は間違ないだろう。今の時点で分かりうることすべてを吉森副会長には公表して頂きたいものである。

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