カネに追われた弁護士の末路 大森清治弁護士に業務停止2月の懲戒処分

毎日新聞は13日付で「遺言を無視した弁護士、業務停止2カ月 /静岡」として、以下の記事を配信した。

 

県弁護士会は12日、会員で「大森清治法律事務所」(沼津市御幸町)の大森清治弁護士(79)を業務停止2カ月の懲戒処分にしたと発表した。9日付。大森氏はすでに弁護士登録取り消しの申請を行っており、事務所も閉鎖している。

 県弁護士会によると、大森氏は、県内の女性から生前に預けられた葬儀費用120万円の一部を関係者に返還せず、その女性の遺言を無視して遺産を分けるなどしたことから、「弁護士としての品位を失うべき非行に該当する」と判断された。

 大森氏は、1965年に司法試験に合格。県弁護士会副会長も務めた。

 

引用以上

 

 静岡県弁護士会の副会長まで務めた、大森弁護士はおそらく「カネに追われ」依頼者のカネに手を付け、適正に遺言を執行せずに遺産分割を行ったと思われる。

大森弁護士は、以前にもカネのトラブルで戒告処分を受けており、「カネに追われて」いたことは明らかであろう。

 

【参考リンク】

 弁護士自治を考える会 大森清治[静岡]弁護士懲戒処分の要旨

 

 亡くなった女性の葬儀費用のカッパライや、恣意的な遺産分割などは大森弁護士自身のために行った事は間違いないのであるから、過去のトラブルの事も考慮すれば「退会命令」が妥当な処分であった筈である。

すでに大森弁護士は、弁護士登録の取消の申請を行っているとのことで、事務所も閉鎖しているとの事だが、今回の不適切な遺産相続処理やカッパライの責任を取る必要がある事は当然であり、弁護士登録を抹消したからとはいえ、賠償責任が存在する事ぐらいよくお分かりの筈である。

静岡県弁護士会としては、大森弁護士の登録抹消は喜ばしいことであろうが、同会の副会長まで務めた弁護士の不祥事であることを重く受け止めて、会の役員方が率先して大森弁護士のカッパライ行為を刑事告発するべきであろう。

しかし、単位弁護士会の元役員がたの不祥事には呆れるばかりである。弁護士自治の中枢にいた弁護士たちなのであるから高度な倫理観を持っている筈であると思うのであるが、実際はそうではないらしい。

こんなことでは、日弁連・各単位弁護士会は、役員の任期終了時に倫理研修を行うことが必要になる事になると思われる。いいかげんに「カネに追われた弁護士」の犯罪を防ぐために「カルパ制度」をしっかりと導入してほしいものである。

“カネに追われた弁護士の末路 大森清治弁護士に業務停止2月の懲戒処分” への 1 件のフィードバック

  1. 行政書士も遺言書作成をしております
    司法書士、行政書士、弁護士はかぶる業務があるからでしょうね

    そこでふと思ったのですが
    司法書士会、行政書士会は弁護士会を出し抜いて
    カルパ制度を導入したらいかがでしょう?

    身内に処分が甘い弁護士会より
    きちんとした制度を作った士業に仕事が流れていくでしょう

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