懲戒処分を繰り返す弁護士を「戒告」で済ませて良いのか? 辻内誠人弁護士(奈良)に戒告の懲戒処分

奈良テレビ放送は14日付で「審判結果十分説明せず…弁護士を戒告/奈良」として以下の記事を配信した。

 

4年前、70代の男性から遺産分割審判についての依頼を受けながら結果について十分説明しなかったなどとして、奈良弁護士会はきょうまでに弁護士としての品位を失わせると、橿原市の辻内誠人弁護士を戒告処分にしました。辻内弁護士は今年3月にも2件の依頼を放置したとして戒告処分を受けたばかりでした。

 

引用以上

 

上記の引用記事にあるとおり、辻内弁護士は今年3月に2件の受任事件の職務懈怠を原因として「戒告」処分を受けている。そして、今回も職務懈怠とも判断されるような依頼者への説明不足を原因として「戒告」の処分を受けたのである。

何度も懲戒処分を繰り返す弁護士には、何らかの欠陥があると思われるのであるが、このような懲戒処分の「常連」弁護士を「戒告」という処分だけで済ませて良いとは思えない。「戒告」処分は単なる「お叱り」でしかなく、弁護士業務に何らの実害もない処分なのであり、こんな処分を受けても弁護士が反省することはまず無いと考えて間違いないのである。

何度も懲戒処分を繰り返し依頼者に迷惑をかける弁護士を「戒告」処分で済ませ、実際に依頼者に実害のないアディーレの広告などについて「業務停止」の処分を下すのであるから弁護士懲戒制度は「弁護士の弁護士による弁護士ための弁護士自治」の精華といえるかもしれないが、弁護士自治の信託者である国民からしたら、あまりにもフザケた制度と言えるだろう。

このような恣意的で処分に均衡を欠く、弁護士懲戒制度は徹底的な見直しができないのであれば、弁護士への懲戒権を「同僚裁判」ではない第三者機関に委ねることを真剣に日弁連・各単位弁護士会は検討するべきであろう。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中