杉山博亮弁護士(東京)の三度目の懲戒処分の要旨 立派な理念の割にはあまり感心しない行動

杉山弁護士は以前は専修大学構内に事務所を構える今村記念法律事務所の主要メンバーであった弁護士である。

 

【参考リンク】

杉山博亮弁護士(東京)への懲戒処分 以前に所属していた大学構内にある弁護士事務所からは追放されたご様子

 

上記参考リンクを確認頂ければ、以前の処分もカネがらみの懲戒処分であったことがご理解頂けるが、今回もまたカネがらみの懲戒処分である。以下に自由と正義11月号に掲載された同弁護士の懲戒処分の公告を引用する。

 

1 処分を受けた弁護士

  氏名 杉山 博亮               登録番号 23069

  事務所 東京都港区新橋1-18-2 明宏ビル別館3階302

      華鼎国際法律事務所

 

2 処分の内容 戒告

3 処分の理由の要旨

  被懲戒者は、2009年10月7日、懲戒請求者から着手金103万0050円及び実費預り金10万円を領収して、原告を懲戒請求者、被告を国とする損害賠償請求事件を受任し、訴状案を作成する等したが、訴訟提起が行われないまま、2014年7月4日頃、懲戒請求者の求めに応じて懲戒請求者から預かった資料を全て返却しており受任事件が終了したにもかからず、懲戒請求者に対し上記預り金の使途や清算の必要性の説明を行なわず、2017年5月16日まで上記預り金の清算をしなかった。

  被懲戒者の上記行為は、弁護士法56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する。

4 処分が効力を生じた年月日 2017年7月11日

引用以上

 

この処分の理由の要旨では、実費として預かった10万円を今年5月16日までに返せなかったのか、着手金の返金も求められ返金できなかったのかが今一つ判然としない。とは言っても、実際に委任の終了から約3年間も預り金の返金の応じなかった事は感心するものではないし、過去の懲戒事案も金銭がらみの事であった事を考慮すれば、返金をしたとしても「戒告」という処分は甘すぎるのではないかと思われる。

現在杉山弁護士は華鼎国際法律事務所を設立し、「在留外国人の方々のために一条の光となる」と素晴らしい理念を掲げているが、この懲戒処分のような金銭トラブルが起きれば、在留外国人の方々に光では無く暗雲をもたらすことになる事を自覚してほしいものである。

 

【参考リンク】

 華鼎国際法律事務所 日本語ページ

 

複数回の懲戒処分を受ける弁護士についての処分を「割増」できるようにしなければ弁護士不祥事の防止など実現できるはずもない事を日弁連・各単位弁護士会には自覚するべきであろう。何度も懲戒処分を受けても実質的に弁護士業務に何の影響もない「戒告」処分を与えても何の意味もない事を理解して頂きたい。

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