OHT鉄砲事件 タイに逃亡した椿康雄弁護士に猶予判決

テレ玉は、26日付で「約9年間逃亡の元弁護士に猶予判決」として以下の記事を配信した。

 

 広島県の電気検査装置メーカーの株価操縦事件で、金融商品取引法違反の罪に問われた元・弁護士の男の裁判でさいたま地裁は26日執行猶予4年などの判決を言い渡しました。

この裁判は、元・弁護士の椿康雄被告(63)が2005年から2006年にかけ共犯者らの名義で電気検査装置メーカーの株を高値で買い上げ、株価を不正につり上げたなどとして、証券取引法違反=相場操縦、現在の金融商品取引法違反の罪に問われたものです。

 椿被告は2007年に出国し、およそ9年間行方不明となり、去年7月にタイ警察が身柄を拘束、日本に移送され去年、逮捕されました。

26日の裁判でさいたま地裁の守下実裁判長は「いずれの犯行もさまざまな手法で多様化しており巧妙で悪質なもの」と指摘しました。そのうえで、椿被告が反省の態度をみせ、弁護士資格を失うなど社会的制裁も受けていることから、懲役2年6カ月、執行猶予4年と罰金300万円追徴金およそ4億9,000万円の判決を言い渡しました。

 

引用以上

 

 求刑が2年6月であったことから、執行猶予判決が予想されていたが、椿被告が弁護士であった当時の犯罪であることを考えれば実刑判決でも良かったのではないかと思われる。

椿被告は4億9千万円もの課徴金を課せられたわけであるが、椿被告の財産状況が気になるところである。この判決では「いずれの犯行も様々な手法で多様化しており巧妙で悪質なもの」と椿被告の罪状を指摘している。この「巧妙で悪質」と指摘された部分は椿被告の弁護士としての知識・経験を悪用したからこそ指摘されたものであろう。しかし「椿被告が反省の態度をみせ、弁護士資格を失うなど社会的制裁」を受けたとも指摘している。反省の態度を見せているのは、逮捕されたからであり、椿被告は自らタイに逃亡したのだから弁護士資格を喪失する事も当然であり社会的制裁を受けているとは言えないと筆者は考える。

このような経済事件は椿被告一人で起こせるものではない。「金主」がいて、提灯をつけるもの、風説を煽る者がいて成り立つ「組織犯罪」である。椿被告は、この組織犯罪の中での役割を「放棄」し「逃亡」したのであるから、この犯罪集団を裏切ったことにもなるのである。このような事から考えれば、今回の公判でOHT株の株価操縦事件の内容が明らかになったとは言えないだろう。椿被告には、この事件の真実及び逃亡時の心境を公表してほしいものである。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中