日弁連の役割は政治活動なのか?「ケナタッチ文書、日弁連幹部が民進に提供か」との記事

日弁連は国民の信託に基づく「弁護士自治」により、基本的人権の擁護や社会正義の実現を目的とすることが役割であるはずだ。弁護士が個人として政治活動を行うことに何の問題もない事は当然ではあるが、日弁連として入手した文書などを政局のために、野党に提供することに感心しない国民は多いと思われる。以下に、産経新聞の18日付の記事を引用する。

 

プライバシーに関する国連特別報告者のケナタッチ氏が5月22日付で日本政府に反論した文書をめぐり、日本弁護士連合会(日弁連)の「共謀罪法案対策本部」副本部長を務める海渡雄一弁護士が同文書を受け取った直後に民進党に渡していた疑いがあることが17日、分かった。民進党関係者が明らかにした。

 海渡氏は5月23日の記者会見で文書を公開したと説明していたが、その前に海渡氏と民進党が連携し、文書を政権攻撃の材料に利用した実態が浮かび上がる。

 5月22日付のケナタッチ文書は、今月15日に成立した「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法について「法案を性急に成立させることを愚かにも決定した」と批判した。海渡氏は産経新聞の取材に対し、文書を5月23日の記者会見で公開したとし、民進党に渡したかどうかについては「質問に意味はない」と明確な回答を避けていた。

 しかし、海渡氏が記者会見した23日午後0時半よりも前の同日午前9時に開かれた民進党法務部門会議で、文書はすでに配布されていた。民進党ネクスト法相を務める有田芳生参院議員は文書の入手経路について産経新聞の取材に「海渡氏からではないか。(文書は)民進党事務局から出された。直前に示されて、こういうものがあるんだと思って5月23日の法務部門会議で出した」と証言した。

 一方、同党政務調査会は「資料の入手元は明らかにできない」と回答した。海渡氏も産経新聞の再取材に「前回の質問にお答えしたとおりで、付け加えることはありません」とだけ答え、文書のルートに関しては明言しなかった。

 国連特別報告者は政府に情報収集を求める権限を有するが、ケナタッチ氏は日本政府に問い合わせることなく一方的に5月18日付で改正組織犯罪処罰法を批判する書簡を送付した。22日付文書は、ケナタッチ氏本人から日本政府に直接届けられていない。

 

引用以上

 

 日弁連が、いわゆる共謀罪の創設に反対していたことも事実であるが、日弁連の意思が会員である弁護士の総意ではない事も事実である。また、日弁連は会長声明で今国会での成立に反対であるとの意見が多数存していた。にもかかわらず、衆議院法務委員会において採決が強行され、また、参議院においては上記のとおり異例な手続を経て、成立に至ったことは極めて遺憾である。」と述べているが、反対より賛成が多いから法案は成立しただけのことである。この内容を否定することは議会制民主主義を否定することになるような気がするのであるが、日弁連会長の考えは異なるらしい。

筆者も共謀罪に全面賛成はしないが、特殊詐欺関係者に関しては、共謀罪を積極的に適用し、犯罪収益でラーメン屋とかワンルーム屋を立ち上げた連中などは一網打尽にすべきであるとは考えている。また世界で頻発するテロの防止には、共謀罪の創設にやむを得ない面もあるとは考える。

共謀罪が恣意的に運用されることがあってはならないことは当然であり、そういう意味での活動を日弁連が行う事は当然であると考えるが、単なる政局のための活動を行うことなど、弁護士自治の信託者である国民が支持するはずなどない筈だ。日弁連は、ケナタッチ文書が、如何にして民進党に流れたのか、しっかりと検証し国民に報告するべきだろう。

“日弁連の役割は政治活動なのか?「ケナタッチ文書、日弁連幹部が民進に提供か」との記事” への1件のフィードバック

  1. 共謀罪が、最初に適用されるのは、宮崎県弁護士会と日弁と警察組織と裁判所の組織ではありませんか?

    新人弁護士の偽計業務妨害と威力業務妨害の犯罪を隠蔽し、詐欺を働いた人たちの逃亡を助けたかどで。

    海渡さんは、文書の配達係で、政府と国連と日弁のつなぎ役者ではないですか?

    共謀罪の成立が日弁の首を締めるのをきっと海渡さんは知らないのです。

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