何にお悩みであったのかは分からないが、裁判所のトイレでトイレットペーパーに火を点けた西山寛弁護士(東京)が威力業務妨害の疑いで逮捕された。この事件を「<弁護士逮捕>合同庁舎のトイレットペーパーに火 警視庁」と報じた毎日新聞の12日付の記事を以下に引用する。
東京地裁や高裁などが入る合同庁舎のトイレでトイレットペーパーに火をつけたとして、警視庁捜査1課は12日、東京弁護士会に所属する弁護士、西山寛容疑者(34)=横浜市戸塚区矢部町=を威力業務妨害と器物損壊容疑で逮捕したと発表した。
逮捕容疑は今年1月24日午後1時ごろ、東京都千代田区霞が関1の裁判所合同庁舎6階の男性用トイレで、トイレットペーパーに火をつけて裁判所職員の業務を妨害したとしている。「たばこを吸っただけ」と容疑を否認しているという。火はすぐに消え、けが人はいなかった。
同課によると、付近の防犯カメラの映像から、出火直後にあった民事裁判の代理人として来ていた西山容疑者が浮上した。
引用以上
西山弁護士は、NHKに対する受信料返還請求訴訟の代理人も務めていた弁護士であり、この逮捕容疑時には「法律事務所たいとう」という事務所に所属していたのであるが、今年の4月に北千住法律事務所に移籍していたようである。現在のところ法律事務所たいとうのウェブサイトは「メンテナンス」中で閲覧ができない状態になっている。
西山弁護士は「たばこを吸っただけ」と供述しているようだが、タバコを吸っただけではボヤ騒ぎにはならないだろうし、禁煙である場所でタバコを吸うこと自体が問題であることが分かっていないらしい。
何を考えてこんなことをしたのかは西山弁護士本人しか知りえないところではあるが、同弁護士の前所属法律事務所と、現所属法律事務所は西山弁護士の逮捕についてコメントぐらい出して欲しいものだ。
東京弁護士会は、自らの職場であるともいえる裁判所での前代未聞の放火騒ぎを起こした西山弁護士について「事実であれば極めて遺憾」と述べているようだが、弁護士がこんなくだらない事件で逮捕されたことを重く受け止めるべきであろう。
まぁ西山弁護士も腐っても弁護士なのであるから、つまらない言い訳などせずに自分自身がやったことを、きちんと話していただきたい。
どうした。頑張れ。ウソの天才。
自分で自分を弁護して、無罪を勝ち取れ。
そして、正しいウソの付き方という本を出せ。
これで彼も有名人。
もう有名か。