日弁連総会の委任状変造問題 弁護士自治は一部の弁護士らによる自治であることを露呈

時事通信は3日付で『委任状3通、了承なく変更=日弁連総会で、「事務的ミス」』として以下の記事を配信した。

 

日弁連が3日に開いた臨時総会で、議決権行使を代理の弁護士に任せる委任状3通が、本人に無断で書き換えられていたことが分かった。

 問題となったのは、東京弁護士会所属の3人が提出した委任状3通。本人らが了承していないのに、委任先の弁護士名が変更されていた。日弁連側は、委任状の提出を受けた同会の事務手続き上のミスと説明したという。

 3人のうち中川素充弁護士は取材に対し、「ミスとは考えづらい。弁護士会には事実関係の調査を要請した」と話した。委任先の名前は、同弁護士会の元会長に変更されていたとしている。

 本来の委任先だった弁護士によると、総会前に委任状を受け取った際、委任の意向が伝えられていた人数より3人分少なかったことから判明したという。 

 

引用以上

 

 委任状を無断で書き換えるという事は過失であるとは考えづらく、そこに「悪意」が存在すると誰もが考えることは当然である。しかも弁護士自治による日弁連の方針決定の場である臨時総会にかかわる委任状が変造されたのであるから、何らかの目的で「変造」としたと判断することが当然である。委任状の変造は犯罪行為であると思われるのであるが、「手続き上のミス」で済まされるらしい。馬鹿らしいにもほどがある。

こんな事が起きるという事は弁護士自治は健全に機能しておらず、一部の「お友達」達による「仲良し会」のような弁護士自治であることを露呈したという事である。こんなことが起きたのであれば社会正義の実現を使命とする弁護士としては、なぜこのような事態が発生したのか、弁護士さんたちが大好きな第三者委員会を弁護士以外で構成して調査を行い責任の所在を明らかにするべきなのであるが、自分たちの「仲良し組織」には、第三者の調査など必要ないらしい。まさに「弁護士の弁護士による弁護士のための弁護士自治」である。

弁護士自治の信託者は国民なのである。一部の弁護士仲間のたちの恣意的な弁護士自治は国民に害をなすだけなのである。ふざけた「お友達」同士の弁護士自治など何の役にも立たないことぐらい、頭の良い日弁連・各単位弁護士会の役員先生方もご理解なさっているはずだ。ご自分たちの既得権益やくだらない名誉にしがみつかないでほしいものである。

“日弁連総会の委任状変造問題 弁護士自治は一部の弁護士らによる自治であることを露呈” への1件のフィードバック

  1. 誰の指示で、誰が、いつ、どこで、書き換えたか、印鑑は、委任を依頼した弁護士のものではないといけないのに、元会長の印鑑が押してあったら、書き換えたのは、元会長と判断すべきですよね。

    実行犯が別にいるなら、元会長の指示で書き換えられたということになるのではありませんか?

    日弁の事務員さんが、元会長の印鑑を預かって代わりに印鑑を押す日常の業務があるのでしょうか?

    悪意や故意があるのは、第三者にも分かりますが、どうやって証明するかの理論が必要ですよね。

    誰が、事務手続き上のミスと弁明したのでしょうか?弁明してのが、日弁の会長なら、その方もぐるですよね。

    前会長ではなくて、元会長なら何人もいるから今私たちは特定出来ないけど、委任を受けていた弁護士は、誰の印鑑が押してあったか知っているのですよね。

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