神奈川県弁護士会は、10日付で林敏夫弁護士について懲戒処分の事前公表を行っている。内容を以下に引用する。
引用元 http://www.kanaben.or.jp/profile/gaiyou/statement/2016/post-257.html
林敏夫会員が懲戒手続きに付されたことについての会長談話
2016年11月10日更新
神奈川県弁護士会は、平成28年11月10日、常議員会の議決に基づき、下記のとおり、当会の林敏夫会員(弁護士法人エレフセリア法律事務所)が懲戒手続に付されたことを公表しました。
記
会員の氏名 林敏夫
事務所所在地名称 川崎市多摩区登戸2085-1 H&Yビル201
弁護士法人エレフセリア法律事務所
懲戒事由の要旨
対象会員は、平成27年11月頃から遅くとも平成28年3月頃までに、弁護士ではないA氏との間で、「弁護士法人エレフセリア法律事務所」のホームページを設け、当該ホームページからの顧客に対しては、A氏が法律相談を行いA氏が対象会員の名義をもって委任契約を締結すること等を内容とする契約(非弁提携契約)を締結し、実際に、平成27年11月頃から平成28年9月頃にかけて、A氏は、対象会員名義を用いて少なくとも45件の委任契約を締結するなどの法律事務を行った。
綱紀委員会の調査に付された日 平成28年10月26日
弁護士は、基本的人権の擁護と社会正義の実現を使命として、広く法律事務を行うことをその職務とするものであり、そのために弁護士法には厳格な資格要件が設けられ、かつ、その職務の誠実適正な遂行のため必要な規律に服すべきことなどの措置が講じられているところです。弁護士でない者が、自らの利益のためみだりに法律事務を行うことを業とすること(非弁行為)は、当事者その他の関係人の利益を損ね、法律生活の公正円滑な営みを妨げ、ひいては法律秩序を害することになるものであり、弁護士法により固く禁じられています。そのような非弁行為を行う者に、弁護士の名義を貸すこと(非弁提携行為)は、弁護士法27条に違反する極めて重大な違法行為です。
当会の会員弁護士において、このような非弁提携行為が発生したことは、まことに遺憾なことであります。
また、本件においては、A氏が対象会員名義を用いて委任契約を締結した結果、対象会員が事件処理を全く行っていない事件、あるいは、現時点において、事件処理が著しく遅滞している事件が多数存している可能性があります。このような状況を放置することは、新たな被害の発生及び被害の拡大につながるおそれが高いものと考えられます。
当会としては、本件に関する新たな被害の発生及び被害の拡大を防ぐため、本件を公表することとしたものであり、そのための臨時市民窓口受付電話を設けました。
当会としましては、会員に対する倫理研修の徹底、市民窓口や弁護士業務適正化対策室の機能強化等の施策をとり、このような不祥事が今後発生しないよう引き続き対策をとり、市民の皆様からの信頼に応えられるよう一層努力する所存です。
2016(平成28)年11月10日
神奈川県弁護士会
会長 三浦 修
引用以上
林敏夫弁護士は司法修習新61期の新司法試験世代である。横浜出身ながら、なぜか長崎弁護士会に登録し、佐世保市内の事務所に勤務し、その後に国会議員も務めた長崎の弁護士事務所に入所、そののちに過払い金返還大手のアディーレ法律事務所に入所後に独立したようだ。
今回の非弁提携事案は「カネに追われて」行っていた可能性も高いだろう。専用のウェブサイトを設けて、問い合わせのあった顧客に対して非弁護士が林敏夫弁護士の名を以て少なくとも45件の委任契約をおこなっていたとの内容である。
この非弁提携事案が「債務整理」であるのか「詐欺返金請求」であるのかは神奈川県弁護士会の会長談話では分からないので、同会は非弁提携契約の内容などをしっかりと公表すべきであろう。
弁護士不祥事はベテランに多い事も事実であるが、新司法試験世代も負けてはいない。即独立後に自らの知識不足を棚に上げて「法務局でケンカ」することをブログに記載する弁護士が、やはり即独後に架空の債権請求に名義貸しをした弁護士もいる。弁護士のモラル低下は世代を問わないようである。もちろん真面目に業務を行う弁護士が大多数であることは事実であるが、「カネに追われた」者らの転落の度合いは、急加速している感がある。
林敏夫弁護士はギリシャ語で「自由」の意味を持つ「エルフセリア」という名前を法律事務所に冠したことにより、非弁提携も「自由」であると思ったわけではないだろう。まずは、自ら今回の非弁提携行為の内容をしっかりと説明するべきである。
ちなみに弁護士法人エルフセリア法律事務所で検索をすると、男女問題解決・詐欺被害・遺産相続・借金問題などの「解決センター」と銘打った広告サイトが多数ヒットする。現在は各サイト共に法律事務所名や弁護士名が記載されてはいないが、キャッシュを確認すると明らかに弁護士法人エルフセリア法律事務所という名称が確認できる。
このような事実を考えると、林敏夫弁護士が「非弁屋」に「飼われて」いた可能性も高いと考えられる。
現在も林敏夫弁護士の名前が記載された極めて怪しい集客サイトが残っているので、ぜひ確認して頂きたい。
【参考リンク】
このサイトの中には「証拠調査士」という職業が出てくるが、そんな資格など我が国には存在しない。この自称「証拠調査士」というのが、今回の非弁行為の主犯格であろう。
神奈川県弁護士会は、懲戒手続きも結構だが、被害拡大を心配しているのであれば、さっそく刑事告発を行うべきであろう。
つくしの松永は登録と同時に非弁提携したよ。
TV、ラジオ等の月数千万の大量広告でおかしいと話題になったが、
弁護士会は放置したな。
これが被害を拡大させた。
被害を拡大させるのは、いつも弁護士会。
これじゃ、何のためにあるんだか分からないな。
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私は、林敏夫に民事賠償訴訟を依頼し、関係書類や証拠書類を預けたが、2年以上経った今も訴訟を起こさないばかりか、関係書類や証拠書類の返納を求め続けているが、応じてもらえない。先日は請求の為の内容証明郵便を送ったが、郵便局より
「保管期間が経過しましたので、お返しいたします」
という付箋が貼られ、戻って来た。
弁護士としての、彼の姿勢には呆れ果てております。
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林敏夫の登録は弁護士法人クローザー法律事務所になっているのだが,弁護士法人クローザー法律事務所は存在しないようである。存在しない弁護士法人を登録できるのか?一方でエレフセリアでは林敏夫が所属していることに。
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2016年に林敏夫に依頼。何回催促しても受任通知を出さず、出すまでの2週間で状況が悪化しました。
そのくせ分納の着手金の支払いに関しては約束の日の朝から何度も催促。不審に思い弁護士の無料相談でこの事を相談したら有り得ないとのこと。何人に聞いても同じ意見だったので、解任しましたが書類の返還に二ヶ月かかり、お金はなかなか返してこない。
弁護士会に苦情を言い、懲戒請求すると言ったら、すんなり返金。
事務所に行った際も、何にも出来ない茶髪の事務員に猫なで声で教えてる様子を見て、ますますクズ弁護士に腹が立ちました。誇大HPに皆さん騙されないで下さい。
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