弁護士法人サルート法律事務所の問題を筆者は継続的に取り上げてきている。
【参考リンク】
弁護士法違反で起訴され弁護士資格を喪失した吉田勧元弁護士の流れを汲む弁護士法人サルート法律事務所の登録情報に変更がありました
このサルート法律事務所に若手弁護士が一人と、カネに追われていそうなベテラン弁護士が一人加わり総勢4名の弁護士が登録されている事が確認された。
しかしながら、「公式」の弁護士法人サルート法律事務所のウェブサイトには代表弁護士の水野正晴弁護士のお名前しか表示されていない。
弁護士法人の登記を調べても登記をされている社員は水野正晴弁護士だけである。理由は分からないが、弁護士法人サルート法律事務所に登録されている弁護士らは自らがこの弁護士法人に所属している事を知られることを避けたいのではないだろうか?
普通は自分の所属している事務所ぐらいきちんと告知するはずである、そうしなければ当たり前だが広告など出す理由もないのである。理解できないことが多い事務所であることは間違ないだろう。
この事務所の源流は、吉田勧元弁護士が所属していた弁護士法人RESTA(リスタ)である。弁護士法人サルート法律事務所は、弁護士法人RESTAから名称を変更しただけなのである。吉田勧元弁護士は非弁提携行為をNPOとの間で行っていた事により、告発され有罪判決を受け弁護士資格を喪失したのである。そんな弁護士事務所の実質的経営者は限りなく犯罪に近いリスティング広告業者であり、自称「呼び屋」(いつの時代の話かと思いますが)のコンチャンと共に「カネに追われた」弁護士を捜し歩いているようだ。
弁護士法人サルートが所属する東京弁護士会は同法人の預かり口口座が適正に管理されているか確認するために指導監督連絡権を行使してほしい。弁護士以外の人物が実質的に経営している弁護士法人が適正に預り金の管理などしているわけがないと考えるからである。
何かの間違いでこの事務所に登録した若手弁護士は自分の将来の為に早く脱出を心掛けるべきであろう。取り返しのつかない事態に発展してからでは、すべては手遅れである。