特殊詐欺 暴力団の使用者責任を問い提訴へ 特殊詐欺の壊滅のために社会正義の実現を使命とする弁護士に期待される役割

産経新聞は6月20日付で「住吉会総裁の「使用者責任」問う 特殊詐欺の被害者、初の提訴 東京地裁」として以下の記事を配信した。

 

指定暴力団住吉会系組員らが関与する特殊詐欺グループに現金をだまし取られたとして、被害者7人が30日、住吉会の西口茂男総裁(87)ら7人を相手取り、計約2億2200万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

  原告側弁護団によると、特殊詐欺事件で、実行役だけでなく、総裁ら最高幹部の「使用者責任」を問う訴訟は初。資力のある最高幹部に賠償を求めることで迅速な被害回復を図るほか、毎年数百億円の被害がある特殊詐欺事件の抑止効果も期待できるとしている。

  原告は、全国の63~86歳の女性7人で、750万~8500万円をだまし取られたと主張。被告は西口総裁のほか、関功会長(70)と福田晴瞭前会長(72)の住吉会最高幹部3人と、詐欺グループの主要メンバー4人。

  訴状などによると、詐欺グループは「社債を購入する権利が当たった」などと嘘の電話を掛け、宅配便で現金を送らせていた。詐欺グループは2次団体の幹部2人が統括。この詐欺事件では、この幹部2人や実行役など計8人が逮捕・起訴されるなどし、東京地裁で公判が進んでいる。

  暴対法は、指定暴力団の組員が暴力団の威力を使って資金を獲得した場合は、組長など代表者も賠償責任を負うと規定。また判例では、暴力団組長は組員に対する民法上の使用者責任も負うとされている。グループは住吉会の威力を利用して資金を獲得しており、弁護団は最高幹部3人の責任も問えると判断した。

  弁護団は会見で「被害者は多くが高齢者で、生活資金を食い物にされている。最高幹部らの責任を問うことで相当の抑止力が働くはずだ」とした上で、「原告が暴力団から脅しなど被害を受けないよう、警察と連携を進める」と話した。

 

引用以上

 

 社会正義の実現を使命とする弁護士に期待される役割を果たす、原告らの弁護団の活動は称賛に値するものである。「任侠道」とか言いながら、高齢者や弱者のカネを巻き上げる単なる「カネの亡者」の「犯罪集団」に堕した暴力団に国民が愛想を尽かしたからこそ、暴対法や暴排条例が施行されたことを、犯罪集団が理解せず、特殊詐欺を繰り返し莫大な犯罪収益が暴力団に流れているのだから、徹底的に使用者の責任を追及し特殊詐欺の抑止力にすべきなのである。

この暴対法の賠償責任と、民法上の使用者責任を問うためには相手方が指定暴力団である必要が有るのであるが、暴力団というのは法人登記や社団登記されているわけではないので、資格証明代わりに官報に掲載された指定情報を使用するのである。

今後は指定暴力団以外の犯罪集団や半グレ組織にも使用者責任が問えるように法改正すべきであろう。犯罪集団の規定・特定は困難ではあるが、徹底的に犯罪集団のトップのスゴイ「センパイ」たちを民事的にも追い込むべきなのであり、刑事的に自ら「アウトロー」を称する連中には、法の保護など与える必要もないのであるから、超法規的措置で対応すべきで特殊詐欺に関与した者には即死刑で問題ないのである。

暴力団を相手とする民事訴訟には裁判所も警察官の配置などの協力をしてくれることが多いのであるが、このような訴訟の場合には万一の事が無いよう徹底的な警備を尽くしてほしいものである。

この訴訟の原告代理人弁護士のような弁護士ばかりではないのが、我が国の弁護士業界の現状であり、特殊詐欺の幇助としか思えない弁護活動を行う活動を行う弁護士も多いことも確かである。

【参考リンク】

特殊詐欺に加担する弁護士 山形新聞記事から見える事実

 

「カネに追われ」犯罪集団に「飼われ」実質的に犯罪を幇助する弁護士も、一応は弁護士なのであるが、この訴訟の原告らの弁護団とは全く違う人種なのである。そういう連中は、まさに「法匪」と呼ぶにふさわしい欠陥弁護士なのである。(法曹団のOクマくん、君のことだよ)

この訴訟に被告らの代理人弁護士に、果たして誰が就任するのであろうか筆者は注目している。

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