弁護士を飼うもの達のネットワーク

弁護士業界に債務整理に特化した「非弁提携」を最初に持ち込み大成功したのが、亡くなった桑原時夫元弁護士だ。昭和の終わりぐらいから、一般の弁護士が嫌がっていた債務整理を引き受けてシステマティックに処理をする方法で、業務を拡大し大量の依頼を受けることになったのである。当時は、過払い金などの判例も確定しておらず、毎月依頼者から債権者への弁済金と共に「管理費」もしくは「弁護士費用」を入金させ、収益を上げていたのである。依頼者一人から、債務整理の弁済期間中に、たとえば口座の管理費用を毎月1万円あたり受け取るとすると、依頼者が100人いれば毎月100万円、依頼者が1000人いれば、毎月1000万円の収益になるのである。

こんなビジネスモデルで、整理屋稼業は増殖し「コスモ」「明神」などの債務整理グループが生まれ、「欠陥弁護士」はそのようなグループの駒として飼われるようになったのである。この当時は、受任時の面接などにも特段の規定が無く、郵送などで委任契約を締結することも多く、いい加減な処理をしていた整理屋グループも多かった。

「債務一本化」などの新聞折り込み広告や、雑誌広告で「一本化」の甘い夢を持って訪れた多重債務者に「一本化」は審査の結果困難だと申し向けて、今のままでは、どうにもならないだろうから「債務整理」を弁護士に依頼したらどうだ?初期費用は2~3万もあれば大丈夫と言って、弁護士事務所に送り込むのが「送り屋」の仕事で、多重債務者が入金した弁護士費用から30%程度の金額をバックしてもらっている事が多かった。

このように「債務整理」は、一つのグレーな産業になっていたのである。整理屋・送り屋にかかわった連中は、弁護士を飼えれば新たに独立をしていき、債務整理は顧客争奪戦が繰り広げられ、交通広告やラジオ広告で集客を行うようになっていった。

そんな中で、預り口に振り込まれる依頼者からの弁済金を横領する弁護士が増加し、中には債権者破産を申立てられる、整理屋弁護士も2000年代初頭には現れた。以下に2002年8月1日付の読売新聞記事を掲載している「悪のニュース記事」のサイトから金丸弘司弁護士が債権者破産を申立てられた記事を引用する。

 

弁護士が破産申し立てられる…借金返済用の金流す?

 

整理屋と提携して多重債務者の借金整理を行い、東京弁護士会から懲戒処分を受けた金丸弘司弁護士(63)について、依頼者の多重債務者らが1日、東京地裁に破産を申し立てた。弁護士が破産を申し立てられるのは異例。

 

  被害者弁護団によると、金丸弁護士側が約2900人の多重債務者から借金返済用に預かった資金のうち約7億円と、金丸弁護士側に支払われた弁護士費用約15億円は、大半が整理屋に流れた疑いがあり、行方不明になっている。多重債務者側はこの計約22億円を金丸弁護士に対し返還するよう求めているが、弁護団の調査によると、金丸弁護士の元には預かり金の残金約1500万円しかないという。

 

  金丸弁護士は一昨年ごろから、整理屋と提携していた弁護士2人の業務を引き継ぐ形で、多重債務者の借金整理を始め、昨年5月、同弁護士会から業務停止10か月の懲戒処分を受けた。今年3月から業務を再開している。

 

引用以上

 

 引用記事を確認いただければ分かる通り、2002年の金丸弁護士の横領事件は、4月6日付で東京弁護士会から「除名」の処分を受けた伊関正孝とほぼ同様の内容なのである。

同じような事が起こる事には理由がある。いまだに「整理屋」を行う連中は金丸弁護士の債権者破産のころから変化が無いのである。

金丸弁護士の事務所には極悪弁護士法人公尽会(破産)の事務局長であった、益子がいた。また益子の周囲には2007年に弁護士法違反で逮捕された津田勝(その後、未公開株詐欺事件でも逮捕・有罪判決)や、自称霊能者の小林霊光元弁護士が存在した。その後益子は弁護士法人公尽会を、現在も整理屋を行い複数の弁護士を飼っているTと共に設立。弁護士法人とは名ばかりの犯罪集団を形成し、悪質な疑似法律行為と預り金のかっぱらいを日常的に行ってきたのである。

整理屋は弁護士がいないと成り立たない商売である。だから絶えず「欠陥弁護士」を求めている。だから、必然的に「非弁提携」「非弁行為」を行う者のネットワークが形成されるのである。いい例が下記の弁護士自治を考える会の記事だろう。

 

松田豊治弁護士(第一東京)破産開始・そして除名

 

 上記記事にあるとおり、飯田秀人(東京)と松田豊治(除名)と江藤馨(東京 懲戒処分の事前公表中)を結びつけた、整理屋は確実に存在するのである。

このように弁護士を飼うもの達のネットワークは存在する。そのネットワークの主な目的は、預り金の横領を隠蔽する事や、発覚の引き延ばしの為である。何かあった時に「自分は体調不良で、全てほかの弁護士に引き継いだ」とすれば、新たに業務を引き継いだ弁護士には当面の間は「職務の独立」を理由に単位弁護士会としては手が出せなくなるからである。

今回も除名処分の伊関正孝から、おなじく整理屋・事件屋に飼われる諸永芳春弁護士に金銭が流出しているとの情報も寄せられている。

 

【諸永弁護士の参考記事】

諸永総合法律事務所は事務所名を「内神田総合法律事務所」に名称を変更し内神田に移転いたしました。

 

 類は友を呼ぶ、欠陥弁護士・整理屋も同様である。国民の資産を盗む「整理屋」「欠陥弁護士」を放置せず徹底的に取り締まる事が必要なのである。

“弁護士を飼うもの達のネットワーク” への2件のフィードバック

  1. 渋谷にある某IT企業(2006年に流行語大賞にもなっている。)は調べていくとなかなか素晴らしいですよ。ガバナンスシート見ると素人でもよくこれで通っているなと思うし(調べた実態とかい離しすぎている。)IT専門の超大物弁護士を裏で飼い込んでそれに関連するIT専門の弁護士を手中にしている。だからこの企業に対しての訴訟どころか抗議すらできない。その企業の行っているサービスのユーザーは公称1600万人だが強引な企業運営でその企業に対して数十万の苦情が寄せられているが完全無視。

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