司法試験漏えい問題 呆れた青柳被告の言い訳

時事通信は10日付で「青柳被告「娘に泣かれているよう、何とかしたかった」=司法試験問題漏えい・東京地裁」として以下の記事を配信した。

 

司法試験の出題内容を教え子に漏らしたとして、国家公務員法(守秘義務)違反罪に問われた明治大法科大学院元教授、青柳幸一被告(67)=懲戒免職=の初公判が10日、東京地裁(野沢晃一裁判官)であり、青柳被告は起訴内容を認めた。論告も行われ、検察側は懲役1年を求刑、弁護側は情状酌量を求めて即日結審した。判決は24日。

◇白髪やや多く

 午前10時、青柳被告は東京地裁の法廷に姿を見せた。黒系のスーツ上下に、ネクタイ姿。メガネを掛け、頭髪はパンフレットなどの写真と比べると白髪がやや多いようにも見えた。

  「間違いありません」。起訴状が読み上げられ、認否を問われると、被告は淡々とした口調で答えた。その後、検察側は冒頭陳述で、被告と教え子の女子学生は2013年ごろから交際していたと明らかにした。

  「(最初は)1コマだけ受講していた。よく知らなかった。何となくよく勉強しているイメージがあるだけだったが、3年生の前期に、自分のゼミに入ってきた。毎回、質問をしてくる、一生懸命な子だった。元気で明るい子という印象を受け、こんな子が自分の娘だったらいいなあと思った」

  被告は、検察側の質問でこう語った。弁護側、検察側、裁判官のいずれの被告人質問にも、被告はやや目線を下に向け、ぼそぼそとした口調で答えた。声が聞きとりづらい部分もあった。

  冒頭陳述によると、女子学生が14年3月に大学院の課程を修了した後も2人は関係を続けていた。

◇「確実に合格してほしかった」

  女子学生は14年の司法試験で不合格となった。

  「不合格となり、(女子学生は)その時には泣かなかった。来年まだ頑張ろう、という話をしたが、その後食事をしている時に泣かれてしまって、自分の娘みたいで、何とかしてやろうという気持ちになった」。被告は、検察側の質問でこう答えた。

  漏えいと交際は関係あるのか、との裁判官の質問には「(不合格になった)14年の前から交際していた。そこでは教えていない。なので、交際が原因でなく、私の主観的な気持ちだった。泣かれたときに気持ちが乱れた。自分の娘に泣かれているみたいで、何とかしたいと思った」

  起訴状によると、青柳被告は今年2~5月、自分の研究室などで数回にわたり、女性に司法試験の出題内容を漏らした。検察側の冒頭陳述で、被告は短答式については正誤を伝え、論文式では女子学生に答案を作成さえて添削したと指摘。入念な「指導」ぶりが明らかになった。

  「確実に合格してほしかった、中途半端だと難しいと思った」。青柳被告は裁判官の質問で話した。

 

◇考査委員「やめたかった」

  女子学生からの働き掛けはなかったか、との裁判官からの質問に、被告は「ありませんでした。自分から教えました。自分の娘のような気持ちが強かった」と答えた。

  被告は、裁判官から動機を問われ、「この子が自分の娘ならいいと思った」。さらに、娘として付き合っていたのかとの問いにも、「そうです」と短く答えた。

  検察側の、不正な方法で女性に問題を教えて、何かをしたかったのではないかとの問いには、「どうしたいということは何もなかった。ただ、その人の力を信じてあげなかったことが申し訳ない。何かを得たいということはない」と答えた。

  裁判官は、試験委員と受験生の交際は公正さを疑われる、考査委員を辞めようと思わなかったかと質問。被告は、「やめたいと思っていた。(自分の代わりに)この人いいなあと思った人に声を掛けたが、無理と言われた。繰り返してお願いしたけど、だめだった」と答えた。

  さらに、なぜ考査委員を辞めなかったのかとの問われると、長い沈黙の後、何かをつぶやいたが、聞き取れなかった。

 

引用以上

 

外の司法試験の考査委員は、自分の娘に頼まれても試験問題を漏洩しないはずである。大体、青柳被告が試験問題を漏洩した女性は決して青柳被告の「娘」のような関係では無かったことは間違いないだろう。

唯一青柳被告を評価できる点があるとすれば、女子学生から漏洩の持ちかけが無かったと言い切った事だけであろう。一応は「娘」を守ったという事である。

この記事のような青柳被告の言い訳を見ると、今回発覚した件以外にも「泣かれて」「かわいそうになった」青柳被告が「娘」だったらよかった、という人物が相当数いる気がしてならないのは筆者だけではないだろう。

司法試験の考査委員のあまりにも情けない行動により、司法試験の公正さが歪められたことを考えれば、青柳被告には実刑判決を与えるべきなのである。

しかし、弁護士も大学の先生も裁判官も裁判所書記官も検察官もみなさん欲望を自制できない人が増えましたね。こんなことでは、国民が司法制度をさらに信頼しなくなることは明白だろう。

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