自由と正義11月号の好企画「トラブルを避ける」

日弁連の機関紙である自由と正義11月号に好企画の記事が掲載された。「トラブルを避ける」という特集である。

http://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/publication/booklet/year/2015/2015_11.html

 

特集の内容は

37 最近の弁護過誤判例から学ぶ   高中 正彦

44 弁護士の情報管理について   稲垣 隆一

51 よい委任契約書・説明書を作る―依頼者の満足向上の観点から―

桑山 斉/伊藤 芳晃

58 遺言執行者に関する弁護士倫理上の問題   市川 充

 

となっており、特に高中正彦弁護士の弁護過誤判例の事例解説は分かりやすく、この論考の末尾に示されている、弁護過誤防止の7か条は弁護士業務だけでなく、社会人としての行動規範としても役に立つものであると思うので、この7か条の解説部分を除き引用する。

  1. むやみに人を信用するな
  2. こまめな報告はあらゆる過誤を根絶すると知れ
  3. カッカするな・常に冷静であれ
  4. 説明の腕を磨け
  5. すべての事件について手を抜くな
  6. カネに魂を売るな
  7. 謙虚であれ

 

高中弁護士の哲学があらわれている内容であり、それぞれの解説も的を得ている内容であり、すべての弁護士にはこうあってほしいと一般の依頼者が望む内容だろう。第1条のむやみに人を信用するなという内容に異論のあるかもあるだろうが、弁護士としては当然の内容である。

自由と正義にこのような特集がなされるという事は、日弁連も欠陥弁護士の問題行動をある程度は把握しているという事であろう。今後は高中弁護士のような哲学も力量もある方の所論だけでなく、懲戒弁護士などの述懐なども掲載し不祥事防止を啓発して頂きたいと筆者は考えている。

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